大分のSNSマーケティング|用語解説:マンダラート
大分のSNSマーケティング・コンサルティング会社
『Cabooosu カボース』です。
今回はSNSマーケティング用語
『マンダラート』についてお伝えします。
マンダラートとは?
マンダラート(Mandala Chart)とは、創造力を高めるためのアイデア発想法および問題解決のツールです。もともとは、日本の発明家である松村寧雄によって考案されました。マンダラートは、中心にテーマや目標を置き、その周りに関連するアイデアや要素を配置していくことで、発想を広げていく方法です。視覚的に整理されるため、全体像を捉えやすくなり、新しいアイデアが生まれやすくなります。
マンダラートの構造
基本的なマンダラートは、3×3のグリッド(計9マス)を使います。中央のマスにテーマや目標を設定し、その周りの8つのマスに関連する要素やアイデアを記入します。さらに、各要素についても同じように3×3のグリッドを使って掘り下げていきます。このようにして、アイデアを階層的に展開していくのがマンダラートの特徴です。
中小企業のマンダラートを活かしたSNS活用
中小企業がマンダラートを活用することで、SNS戦略の計画やコンテンツのアイデア出しを効率的に行うことができます。以下に、具体的な活用方法を紹介します。
1. SNS戦略の計画
テーマ設定: 中央に「SNS戦略」を置きます。
関連要素の配置: 周りの8つのマスに、「ターゲット層」「主要SNSプラットフォーム」「コンテンツタイプ」「投稿頻度」「広告キャンペーン」「インフルエンサーマーケティング」「KPI(重要業績評価指標)」「競合分析」を配置します。
次に、それぞれの要素について3×3のグリッドを作り、具体的なアクションプランや詳細を記入していきます。
2. コンテンツのアイデア出し
テーマ設定: 中央に「コンテンツアイデア」を置きます。
関連要素の配置: 周りの8つのマスに、「製品紹介」「顧客事例」「チーム紹介」「業界ニュース」「チュートリアル」「キャンペーン情報」「ユーザー生成コンテンツ」「イベント告知」を配置します。
次に、それぞれのコンテンツアイデアについて3×3のグリッドを作り、具体的な投稿内容や形式(画像、動画、ストーリーなど)を記入していきます。
3. キャンペーンの設計
テーマ設定: 中央に「SNSキャンペーン」を置きます。
関連要素の配置: 周りの8つのマスに、「目的設定」「ターゲット設定」「プラットフォーム選定」「コンテンツ制作」「プロモーション方法」「インセンティブ」「期間設定」「結果分析」を配置します。
それぞれの要素について3×3のグリッドを作り、詳細な計画を立てていきます。
具体例
SNS戦略の計画例
中央テーマ: SNS戦略
周りの要素:
ターゲット層: 年齢層、興味、行動パターン
主要SNSプラットフォーム: Facebook、Instagram、Twitter
コンテンツタイプ: ブログ記事、動画、画像
投稿頻度: 毎日、週2回、月1回
広告キャンペーン: ペイドアド、リターゲティング
インフルエンサーマーケティング: コラボレーション、レビュー
KPI: フォロワー数、エンゲージメント率、クリック率
競合分析: 競合のSNSアクティビティ、成功事例
コンテンツのアイデア出し例
中央テーマ: コンテンツアイデア
周りの要素:
製品紹介: 新製品、特長、使用方法
顧客事例: 成功事例、口コミ
チーム紹介: 社員インタビュー、日常風景
業界ニュース: トレンド、最新情報
チュートリアル: 使い方、FAQ
キャンペーン情報: 割引情報、限定オファー
ユーザー生成コンテンツ: リポスト、コンテスト
イベント告知: ウェビナー、展示会
まとめ
マンダラートを活用することで、中小企業は体系的にアイデアを整理し、SNS戦略を効果的に計画・実行することができます。テーマを中心に据えて関連要素を広げていくことで、包括的なアプローチが可能になり、細部までしっかりと計画することができます。この手法を活用して、SNSでのプレゼンスを高め、ビジネスの成功につなげましょう。
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