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飛行機の上の「荷物棚」英語で何と呼ぶ?どうでもいいけど、ちょっとおもしろい“航空会社別の呼び方”

飛行機に乗った際に、頭上にある「荷物入れ」。航空会社や使う場面によって日本語でも微妙に呼び方が違うのですが、これ英語になるとまた航空会社によって違いが明白で、結構おもしろいのです。

日本の航空会社では、

  • 頭上の荷物棚

  • 座席上の共用収納棚

  • 座席上の物入れ

など航空会社や場面によって使い分けられており、英語だと

ANAでは「overhead compartment」
JALでは「storage」

と表現されています。

これが、外資系航空会社で英語になると…

デルタ航空:overhead bin
エア・カナダ:overhead bin
KLMオランダ航空:overhead bin
スカンジナビア航空:overhead bin

ブリティッシュ・エアウェイズ:overhead locker
スイス インターナショナル エアラインズ:overhead locker
ルフトハンザドイツ航空:overhead locker
カンタス航空:overhead locker
エミレーツ航空:overhead locker

シンガポール航空:overhead compartment
タイ国際航空:overhead compartment
カタール航空:overhead compartment

エティハド航空:overhead stowage

上記は「機内安全ビデオ」の中での呼び方を参考にしたものです。

イギリス英語なのかアメリカ英語なのかで表現が別れているのかと思いきや、現在はそうでもなさそうですね。また、中東エアラインの中でも、

  • エミレーツ航空「overhead locker」

  • カタール航空「overhead compartment」

  • エティハド航空「overhead stowage」

と見事に3種類に分かれているのも興味深いと感じます。

また、先輩方と仕事をしていると「hatrack(ハットラック)」と呼ぶ方もいます。元は「帽子掛け」を意味する言葉だったのですが、飛行機でも昔は上の棚に帽子を収納していたそうで、「hatrack」と呼ばれていたとのこと。おしゃれでかっこいいですね。

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