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JALグループLCC『ZIPAIR』名前の由来&コーポレートカラーに込められた思い《企業研究》

国際線中長距離LCCエアラインとして2018年に設立したJALグループのLCC「ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)」。

10月10日には、東京/成田ーヒューストン線を2025年3月4日に開設することを発表しました。機材はフルフラットになる「ZIP Full−Flat」と普通席「Standard」を配置したボーイング787-8型機を使用しています。


郵便番号や拡張子をイメージしたブランド名

《CA.jp》スタッフ撮影。

ブランド名の「ZIPAIR(ジップエア)」は、英語で、矢などが素早く飛ぶ様子を表した擬態語“ZIP”から生まれた造語だそうで、「フライトの体感時間が短い」エアラインであることが表現されています。

機体側面には前後へ伸びやかに続くひと筋の細いグリーンのラインを入れ、矢が「ビュッ(=ZIP)」と飛ぶように、目的地へ向かって一直線に大空を飛び行く姿をイメージ。今までのエアラインにはない佇まいや雰囲気をもったロゴマークとして、ローマン体のフォントが用いられています。

また、“ZIP CODE”(郵便番号)から「さまざまな場所に行ける」とのイメージや、データ圧縮やアーカイブのファイルフォーマットの“.zip”のイメージを盛り込み、「至る所に日本人らしい創意工夫をつめて、計算し尽くされた移動体験を目指す」との想いが込められました。

社名の「ZIPAIR Tokyo(ジップエア トーキョー)」については、エアラインのベースとなる地名であり、世界でも有数のカルチャー発信都市でもあることから「Tokyo」が採用されています。


「Harmony×Trust」のコーポレートカラー

《CA.jp》スタッフ撮影。

コーポレートカラーは、メインカラーをグレー、サブカラーをグリーンに。

グレーは『Harmony Gray(ハーモニー・グレー)』と名付け“コストと満足度の調和”、グリーンは『Trust Green(トラスト・グリーン)』と名付け、“安全運航・定時運航などの高品質なオペレーション”を示しています。

なお、ブランドロゴなどのデザインはブランドパートナーである株式会社SIXのアートディレクターの矢後直規氏が手掛けました。コーポレートカラーは制服にも取り入れられています。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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