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怖い先輩とも仲良くなれる?“類似性の法則”《CAの教訓》

こんにちは。《CA.jp》編集担当スタッフです。

「怖い先輩っていますか?」

客室乗務員についてこのような質問いただくことが意外と?多いです。

たしかに私も入社前は、社内の雰囲気やどのような先輩がたがいらっしゃるのかとても気になっていたように思います。

実際に客室乗務員を経験して「怖い」と一言で片付けてしまうのは少し違うように感じるのですが、おそらくみなさんがイメージされている「怖い」は、「=お仕事に厳しい」なのかなと感じます。

真摯にお仕事に向き合い、1つ1つ一生懸命に納得できるようにしていれば周囲も助けてくれますし、例え“怖い”先輩と一緒にお仕事をすることになっても、自分のためだと思えます。

少なくとも私は振り返ってそう感じています。

ただ、そうは言っても雰囲気がなんとなく“怖い”、話しかけにくいなぁと感じてしまうような先輩はエアライン業界に限らずどこにでもいますよね…。

いざ話してみると「あれ?イメージと違う」と思うことも多々ありますが、一度自分の中で「怖いかも…」と感じてしまうと、ちょっとひるんでしまうこともあります。

でもそのようなときこそ、私は少し積極的に会話をしてみるよう心がけていました。

私の性格上、自分が勝手に抱いてしまった気持ちやイメージを払拭したいとの気持ちが強いのだと思うのですが、少しでも距離を縮めるために一緒に話が盛り上がるような共通点がないかを探って話をするようにしていました。

例えば、出身地、ゆかりのある地、社内の共通の知り合い、好きな就航地など…相手に「踏み込み過ぎ」と感じられない程度に距離を縮めてみます。

共通の話題や共通点があると会話が弾むだけではなく、自分ももちろん楽しいですし、業務中もコミュニケーションが取りやすくなりパフォーマンス力が上がるように感じています。

「お互いに似ている部分」を見いだすと、相手にも安心感を持ってもらい信用してもらうことができるように思います。

これは心理学では『類似性の法則』と呼ぶそうで、自分と共通点が多い人に対して、人は親近感を抱きやすいという心理法則だそうです。

コミュニケーションをとるうえで、第一印象から「怖いかも…」と感じてしまっても自ら歩み寄ってみると「自分が勝手に持っていたイメージだった」ということも多いです。

もし私と同じような気持ちになったことがある方がいたら、ぜひ試してみてください。

最後までご覧いただきありがとうございます。

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