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【外資系エアライン合格】英文履歴書(レジュメ・CV)の書き方✈︎

外資系エアラインに応募する際、ほとんどの場合は英文履歴書(レジュメ・CV)の提出が求められます。

私にとっても外資系エアラインに応募する際、英文履歴書は不安材料の一つでした。

日本語の履歴書とはまた少しフォーマットや書き方が違っており、種類もいくつかあるので内容によって自分に合ったものを選なければいけません。

また、エアライン受験に合った内容を記載したり、不必要な情報を省いたりなど工夫が必要です。

私自身も最初はかなり苦戦しましたし、戸惑ってしまう方も多くいらっしゃるようです。

今回は、外資系エアラインCAの内定経験をもとに、

  • フォーマットについて

  • 最低限記入するべきこと

  • 読みやすく書くポイント

をご紹介していきます。お役に立てましたら嬉しいです。

英文履歴書(レジュメ・CV)フォーマット

英文履歴書は、「レジュメ(レジメ)」や「CV(Curriculum Vitae)」と呼ばれることもあります。

A4用紙ならば、1〜2枚程度で完成されるのが理想。

私はフォントは Arial 、フォントサイズは 11 で作成しましたが、他にも

  • Times New Roman

  • Cambria

  • Calibri

  • Didot

  • Garamond

  • Helvetica

など、読みにくくなるようなフォントを避けて一般的なフォントを使用し、10〜14pt程度の文字サイズが良いとされているよう。

手書きではなく必ずPCで作成し、文字は黒がよいです。
リクルーターが読みやすいかどうかを意識して書きましょう。

英文履歴書(レジュメ・CV)記載項目

英文履歴書は基本的に決められたフォーマットがなく自由に書いてOK。

だからこそ、どのように何を記載するのか迷ってしまうのですが、最低限必要な項目は忘れずに網羅するようにしましょう。

下記の項目は、私が実際に外資系エアラインに送付したレジュメの項目です。必須というわけではなく、あくまでも参考にされてください。

・Name
・Personal Information
・Career Experiences
・Education
・Course and Accomplishments
・Qualifications and Special skills

では、それぞれ詳しくご紹介します。

Name

名前の書き方は大きく2種類。

山田 空 さんの場合、

(1)Sora YAMADA「名→姓」
名を小文字、姓を大文字で記載する

(2)Yamada, Sora「姓→名」
姓と名の間にカンマを入れる

海外の方からすると、日本人の名字と名前を区別するのは難しいので、どこまでが「姓」でどこからが「名」なのかをわかりやすく記載することがポイントです。

Personal Information

ここでは、自分の基本的な情報を記載します。

  • 国番号から始まる電話番号

  • メールアドレス

  • 住所

その他にも、生年月日、年齢、国籍、言語などの情報を書きます。航空会社によっては、これらの情報は必要ないとしている場合もあるので、募集要項をよく確認しましょう。

また、エアライン業界の英文履歴書においては、募集要項に記載されている項目をクリアしていると伝える意味で、募集資格の情報を履歴書に記載するのも一般的。

例えば、下記のような内容です。

  • 身長・体重

  • 視力

  • 結婚歴

  • 健康状態

必ず応募資格をよく読み、必要な情報を確認しましょう。

また、ご質問が多い英文履歴書に記載するメールアドレスについては、こちらの記事でご紹介しています。ご興味のある方は、ぜひご覧くださいね。

Career Experiences

ここは日本語でいう「職歴」です。
学生の場合や職歴が浅い方は、アルバイト経験も記載してアピールするようにしましょう。

Education

これは「学歴」です。
最終学歴、どのような学位を取得しているのかも記載しましょう。

Course and Accomplishments

海外留学や語学研修、その他コースを受講したなどの経験がある場合は、ここに記載しておくとよいですね。どのくらいの期間、どの国に滞在したのかも明記します。

海外経験のみをアピールしたい場合は、「Overseas experience」といったような項目にしても読みやすいです。

Qualifications and Special skills

その航空会社を受験するにあたり強みとなるような資格やスキル伝えます。

例えば、TOEICのスコアや英検、その他の語学レベル、自身の強みなど、面接で「これをぜひ聞いて欲しい!」といったことをアピールできる項目です。

読みやすくなる工夫

その他にも、

  • Objective

  • References

  • Additional Information

を記載する場合もあります。

Objective

「Objective」には応募の目的を記載するのですが、省略することもあり、シンプルに「Cabin crew」とだけ記載することも多々あります。
また、「Objective」に代わって、仕事への熱意などを2、3行程度で記載し、志望動機をアピールすることもあります。

References

「References」は、あまり日本では馴染みのない文化ですが、推薦人の情報を記載することがほとんど。

これは信用調査にあたるもので、面接後にリクルーターが第三者である推薦人にコンタクトを取り、過去の働きっぷりや人となりを確かめるために存在しています。

募集要項に記載がない限り、レジュメの段階では推薦人の情報は特に書かなくてもOKとされているので、“Available upon request”など、リクエストに応じて対応する旨、記載しておけば問題ありません。

レジュメの余白が目立つ場合になどにも行間を埋めることができるので便利です。

Additional Information

「Additional Information」は、日本語では「その他、特記事項」にあたります。

例えば、ボランティア活動、スポーツ歴、受賞歴など、応募にあたって有利になるような情報やアピールしておきたい事柄がある場合におすすめです。

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自分の強みをアピールし、納得のいく英文履歴書の作成ができますように願っています。

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