JALグループのロゴ“鶴丸”の歴史&込められた思いを振り返る
2011年4月から採用されている、現在のJALグループの“鶴丸”。
今となってはすっかりJALのブランドマークとしておなじみです。
JALの客室乗務員を経験するまで、私自身も知らなかったのですが、“鶴”はJAL設立当初は存在しておらず、航空機をモチーフにしたデザインだったそうです。
その後、1959年に鶴丸が誕生し、2002年の日本エアシステム(JAS)との経営統合までJALのシンボルとして愛されました。
JASとの統合後、一時期は消滅していた鶴丸ですが、2010年JALの経営破綻後に“再生”のシンボルとして、多くのお客様の声に後押しされ、復活します。
そして、こちらが社内での議論を重ね、完成したブランドマーク。現在、私たちがよく目にするJALグループの鶴丸ですね。
1959年〜2002年までのデザインと一見同じように見えますが、
翼の切れ込みを大きくしたり、
クチバシを少し上に向けたり、
頭部をより鋭く前向きにしたりなど、
細部に手を加えて完成されたそうです。
1959年と現在の鶴丸を重ねて比べてみました。
たしかに翼が開き、切れ込みは深くなり、頭部が鋭くなっているなど、違いがわかりますね。
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「原点回帰」を表現し、JAL全社員の気持ちが込められた現在の鶴丸。
“新ロゴ”採用から10年以上が経ち、今後この鶴丸がどのような歴史を歩んでいくのか、期待している方も多いのではないでしょうか。
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