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グルテンフリーに関して考えている事

おはようございます。GLOSAの福原です。
今日3/13はマスク無しの日常に戻る日ですね。着けているのがストレスなので助かります。

GLOSAでは何年か前からグルテンフリーのお菓子。つまり米粉のお菓子を販売していますし、ここ1年はそうしたお菓子の自社開発にも力を入れてきました。健康感度の高いお客様からのご要望もあるというのもありますが、なぜこうした商品に力を入れているのかを書いてみたいと思います。

GLOSAオリジナルの米粉のサブレ

1, お米が体に合う
2, 小麦が日本で広まった背景
3, お米作りを応援したい

1, お米が体に合う

どの食べ物が自分の体に合ってるか。考えた事ありますでしょうか?
人間ってよくできていて、体調が悪い時に食べたくなる物と食べれないものがあり、しかもその食べたくなる物やその時感じる美味しさは今の自分の体に必要かどうかを問うバロメーターになったりすると思ってます。(全てはない)また、食べた後の胃のもたれや体のダルさなど食べたものでその数時間後の調子が変化したりもします。
その体調の変化について、僕は敏感な方だし、分かろうとしているので自ずと食べる物を選びます。ポテトチップスは10代のころ好きでしたが今は食べると必ず気持ち悪くなるので食べない様にしています。そんな事をこの仕事始めた頃から考える様になり気がついた事は、
「お米は体に合ってる」
でした。もちろん個人差あるので人それぞれかと思ってます。僕は朝・晩お米を食べてると調子良く安定するので、朝はおにぎり2個とお味噌汁、夜は外食しない場合はごはんとお味噌汁おかず何品。としています。お昼もなるべくお米を食べる様にしてます。さまざまな健康方(例えば糖質ゼロ、玄米食とかファスティングとか など)と反しているのですが、そもそも健康法は、血糖値が低いとか痩せているとか自分の状態に合わせてやるべきだと考えていて世間が良いというものがイコール自分にとっても良いとは考えていおらず、自分に合った物を体に入れるというのが大事だと考えています。
その中でお米は個人的にはとても必要な穀物だと感じていて、そう感じている方は他にもいらっしゃるんじゃないかと思ってます。

2, 小麦が日本で広まった背景

日本の主食は?と聞かれると、多くの方は「米」と答えるのでは無いかと思います。東南アジアの地域もお米が主食の地域は多いですよね。
でも実は、戦前まではお米を主食とできたのは古くは支配者階級、明治以降は一部の裕福な方のみで人口の80%以上はお米が主食ではなく、雑穀や野菜・芋などを混ぜた三穀飯みたいなものが主食だったそう。(作ったお米は租税として献上したり換金したりして手元にはほぼ残っていない)とはいえ主用で作っていたので戦後豊かになるにつれ「1日3度の白い飯」が当たり前になっていきました。さらに敗戦後はGHQの占領下におかれ今も米軍基地が日本の中にあるという欧州の独立国家では絶対にあり得ない状況下にあり、実際に今もし有事があった場合、アメリカの手助けがないと日本はまともに戦えないというのが現実かと思います。それだけの同盟国であるアメリカの国益になる事を日本は武力の代わりに提供していかないといけないので、給食にパンを、日常食に欧米食を導入して小麦や肉の消費量を増やし、自国での穀物の生産を減らしアメリカを中心とする海外からの輸入に頼る構図を作っていっています。1940年代と比べ人口は1.5倍に増えているのにも関わらずお米の作付面積は1/2に小麦の作付面積は1/6、豆類(大豆)の作付面積は1/3にまで減っています。その代わりに輸入穀物が多く、小麦は生産している数の8倍輸入しています。毎日食べているパン・パスタ・うどん・カレーなどに使われる小麦や牛や豚を飼育する為の餌の穀物(トウモロコシなど)は90%以上輸入されているもので成り立っていています。
パンもカレーも肉も好きなので今の構図を否定するつもりはないのですが、この状況には寂しさも感じます。国内で循環できる食の消費連鎖がわざわざ隣国を肥やす事に終着してて、日本の農業は衰退していってるんですから。

3, お米作りを応援したい

GLOSAのビジョンは「食で地方を元気にする!」です。生産者や作り手の方々と直接やりとりしているので、売上の50%以上はその方々の売上になります。ですのでGLOSAの流通量が増えればこだわりの作り手の方々の売上が増えるので、雇用できたり設備投資できたり事業継承できたり、畑を増やしたりできると考えています。
農家さんやその地域を指定して、お米を購入し、商品化して販売していくのはそのビジョンと一致するやって行きたい事です。年々耕作放棄地も増えていて高齢化が進み後継者不足も相まって、田んぼが余る中で微力ながらお米の生産量に貢献していきたいと考えています。


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