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私設Mリーグダービーをやってみた(9月度)

巷で流行っていた私設Mリーグダービーをやってみたくて友人3人と共にやってみた


ルール設定

各プレイヤーは4~5名1チームの仮想チームを作り、その4~5名のレギュラー成績の合計で競う。

4~5名の構成要件、決定方法は以下の通りである。
・最初の4名は9/17 22:00~ドラフト会議で指名。
・ドラフトは入札抽選方式とし、指名が被った場合はLINEのあみだくじによって抽選を行う。
・最初の4名は男女混合(男性、女性各1名以上)とし、同一チームの選手は2名以上チームに入れることはできない。
・レギュラーシリーズ全体の半分である54節目(12/19)が終了した時点で、各チーム1名助っ人としてチームに加えることができる。
・助っ人選手に関しては1~54節の成績は算入されず、55節以降の成績のみ加えられる。
・助っ人選手に関しては、性別や所属チームを問わず、指名されていない選手全員から指名可能であり、指名なしとしてもよい。
・助っ人選手の指名はウエーバー方式で行い、54節終了時点で成績が低いチームから優先的に指名を行うことが可能。
・助っ人選手の指名は12/20に行うものとする。

巷のルールとそんなに大差ないが試みとして助っ人制度を導入した。全て開催前に決めてしまうとあとは見るだけだが、この制度により、5人目を誰にしようか考えながら見ることができる。ウエーバー方式の導入により、下位のチームに最後の悪あがきチャンスを与える面や、新参入選手の指名を期待する狙いもある。
とまあいいことづくめのように思えるが5人目の指名はなかなか難しいものがある。なぜなら

前半が横軸、後半が縦軸

前半の成績と後半の成績に相関がない。相関係数0.054だった。笑っちゃうほど相関がない。そう考えると(激うまギャグ)最初の4名はやはり大切だ。

9/17 ドラフト会議

実際は本名でやっているがnoteに掲載するにあたり、チームブルー、チームグリーン、チームイエロー、チームレッドとさせていただく。(私はチームブルー)
ドラフト会議開始前から心理戦の模様を呈した。チームレッドが多井隆晴の第一指名を予告。昨シーズンのレギュラーこそ奮わなかったが、その前までのレギュラーシーズンまでは圧倒的な成績、最強と呼び声高い多井選手の指名公言とあればいやでも緊張が走る。
そして運命のドラフト指名。

一位指名

チームブルー 小林剛
チームグリーン 瑞原明奈
チームイエロー 瑞原明奈
チームレッド 多井隆晴

私は最推しの小林選手を迷いなく指名。チームグリーンとチームイエローは昨年度レギュラー3位、一昨年は劇的なMVPを獲得した瑞原選手を指名。そしてチームレッドは宣言通り多井選手の指名をなった。あれ、これ一位指名名言しなくても取れたのでは。
抽選の結果チームグリーンが瑞原選手を獲得。推しを取られたチームイエローは怒り心頭だ。

外れ一位指名

チームイエロー 伊達朱里紗

鮮烈なデビューからわずか二年でMVPを獲得した伊達選手を指名。推しを取られたのは痛いが、伊達選手を取れたのならという気持ちだろう。

二位指名

チームブルー 魚谷侑未
チームグリーン 勝又健志
チームイエロー 勝又健志
チームレッド 岡田紗佳

チームブルーは昨年不振だったもののMVP獲得歴もあり、他のタイトルでの活躍を見ても実力は間違いない魚谷選手を指名。チームグリーンとイエローはまたしても指名被り。一昨年のファイナルでは圧倒的な成績を残し風林火山優勝へ導いた立役者であり、昨年は4着回避率トップ、麻雀IQ220というよく分からない異名を持つ勝又選手を指名。チームレッドは推しであり、一昨年はセミファイナルだけで+100越えをたたきだし、サクラナイツの大逆転ファイナル進出を後押しし、優勝へと勢いづけた岡田選手を指名。
抽選の結果今度はチームイエローが勝又選手を獲得。チームグリーンは怒りの再指名へ

外れ二位指名

チームグリーン 渋川難波

デビュー初年度こそ奮わなかったものの、オフシーズンのMトーナメントでは見事優勝を飾り、今期の爆発を予感させる渋川選手を指名

三位指名

チームブルー 鈴木大介
チームグリーン 園田賢
チームイエロー 松本吉弘
チームレッド 佐々木寿人

チームブルーは新規チームから大介選手を指名。将棋沼から麻雀沼へはまるきっかけになった人物であり、期待を込めて指名とした。チームグリーンは昨年苦しかったドリブンズを孤軍奮闘の活躍で支えた園田選手を指名。
チームイエローは安定的な成績を残し、昨年のファイナルでは5戦4連対で優勝へと導いた松本選手を指名。チームレッドは圧倒的な攻撃力を持ち、レギュラー通算1000pt間近だった佐々木選手を指名。被りはなく指名通りに決まった。

四位指名

チームブルー 渡辺太
チームグリーン 松ヶ瀬隆弥
チームイエロー 堀慎吾
チームレッド 東城りお

チームブルーは、初参戦ながら既に多くの期待を集める渡辺選手を指名。チームグリーンはデビュー以降常にレギュラー200pt越えを叩き出す、松ヶ瀬選手を指名。チームイエローは優勝年は骨折しながらもファイナルの過半数の試合に出てサクラナイツを初優勝へと導いた堀選手を指名。チームレッドは、苦しむフェニックスでただ一人大幅なプラスを叩き出し、一時MVP争いにも加わった東城選手を指名。こちらも指名通りに決着し4チーム、全16選手が出揃った。

各監督の感想

チーム編成

チームブルー

昨年の成績は良くなかったが、実力は疑いようがなく、今年の再起に期待できる2選手と、初参戦ゆえに未知数だが注目を集めている2選手を指名。少々賭けに出た部分もあるが、勝てると信じている。

チームグリーン

女性を先に決めたかったので、シンプルに強い瑞原選手を指名。以下は初参戦の選手は低迷しやすいことから避け、昨年リーチ成功率(数ある麻雀の指標の中で、勝敗に直結しやすいが運の面も大きい指標)が異常に低い渋川選手、第三指名は松本選手を迷ったが、今年のドリブンズに期待したいので園田選手を指名という感じ。松ヶ瀬選手は特に理由はない。

チームイエロー

瑞原選手を取れなかったのが悔しい。全体的に実力があると思う選手で固めた。

チームレッド

実力が抜きんでている、多井選手と佐々木選手の二人と、単純に推しである岡田選手と東城選手を指名した。

9月の結果

#1

いきなりチームイエロー同士の対決。終盤まで非常に苦しいポイントだったが、オーラスの松本選手の倍満で、ほぼ増減なしの結果に。

#2

チームブルー大介VSチームグリーン松ヶ瀬。一時トップラスの状況が作られるも、急転直下。松ヶ瀬2位、大介3位と痛み分けに。

#3

チームグリーン同士の対決。渋川が苦しいながらも怒涛の聴牌により何とか3位確保。トータルで微減となる。

#4

チームイエロー堀VSチームブルー三人の構図。早々に堀が抜け出し大勝。チームブルーは手痛い敗戦となる。

#5

チームイエロー伊達のみ出場。前節の堀に続いて快勝。チームイエローが独走し始める。

#6

チームグリーン園田VSチームイエロー松本VSチームレッド岡田。初の三つ巴。滝沢勝利によりポイント差は大きくつかなかったが、松本2位によりイエローの勢い止まらず。出場回数の少なく、初出場だったチームレッドは最下位と苦しい立ち上がりに。

#7

ブルー大介VSグリーン瑞原VSイエロー勝又。今度は勝又トップ、大介ラスと明暗がくっきり分かれる。瑞原は黙跳満をオーラスであがり2位でまとめた。

#8

グリーン松ヶ瀬のみ出場。最短8局で終わったスピーディな局であがりが出ず苦しいラス。

#10

出場なしの#9から一転、グリーン瑞原VSイエロー勝又VSレッド東城のバチバチの三つ巴。瑞原が得意の接戦を制し、勝又はトップも見えるところからラス落ち。東城は3位に滑り込んだ。イエロー独走状態に待ったをかける形に。

#12

ブルー渡辺VSイエロー松本VSレッド寿人。またも首位のイエローがラスを引く結果に。超高速申告三倍満をあがった寿人がトップ。渡辺も堅実なあがりを積みかさね2位に。

#13

ブルー魚谷VSレッド岡田。超高打点の乱打戦を恐怖の黙倍満をあがった岡田が制し、レッド二連勝。魚谷も平均打点1万越えの打点力で2位を確保。

#14

グリーン園田&渋川VSレッド東城。渋川が地獄の箱ラス。園田のトップをもってしてもグリーンはトータルマイナスに。東城も苦しい一局となり3位。

#15

レッド寿人のみの出場。初戦の勢いそのまま二連勝。レッドが独走していたイエローに大きく近づいた。

#16

ブルー小林のみの出場。積極策も実らずラス。ブルーは他チームより200近く離される厳しい展開となった。

9月総合

チームブルー -190.7
チームグリーン -0.7
チームイエロー 134.0
チームレッド 104.0

初週に3トップを重ねたイエローが一時独走。他チームはトップがない状況であった。二週目にチームレッドが3トップで首位を猛追。チームグリーンは芸術的なまでに原点付近に留まり、唯一ノートップのチームブルーが-200寸前と非常に苦しい出だしとなった。

終わりに

初月なので大腕を振って書きました。来月からもう少し省エネで書きます。

#クリエイターフェス


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