ゼノブレイドクロス~EDのその先へ~No.10:アルティメットに挑もう
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アルティメットに挑もう
ミラに生息豊かな原生生物や異星人。登場するエネミーの数は多いがその中にたった2体だけ究極という名を冠し、その圧倒的な能力で自分たちに刃を向ける哀れなブレイドたちを葬り続けてきたその2体。
悠妃ファルシスと終焉のテレシア。
このゲームを制覇するためには避けては通れない強敵を、いよいよ倒しに行こうというのだ。ED直後の装備ではどう天地がひっくりかえっても倒せないこの2体を、このシリーズを追っていれば、あと少しで倒せるところまで来ているはず。この記事がそのあと少しを埋める手助けになれば幸いだ。
悠妃ファルシス
白樹の大陸シエル湖のほとりの上空をドールで優雅に飛行していれば、ヒひと際大きい、球が上空に浮かんでいるのに気づくだろう。夜光球と呼ばれるそのスポットはよく見ると一か所穴が開いており、そこから入ることができる。
この夜光球内にはLv66以上のナルキーが多数生息しており貴重な武器厳選の場になっている。が、ここにはもう一体コウモリのようなあまりにも巨大な物体が天井にぶら下がっている。近づいてロックオンするとそのレベルは脅威の97。相手に気づかれた刹那、最初の攻撃すらまともに受けられず戦闘不能になるブレイドがほとんどだろう。
このモンスターこそアルティメットの内の一体悠妃ファルシスである。
HP約1000万、弱体効果のほとんどに耐性を持ち、属性耐性も全て50。攻撃力は全モンスター中ほぼトップ。床が水でおおわれているので、インナーでは通常戦うことはできない(射撃延長つけた夜光球内の球の上からなど工夫によってはインナー戦闘も可能)
攻撃で最も脅威なのが重力属性。特に中盤で放つダークネスレイは超高威力+反射貫通+重力耐性ダウン+3ヒットであるため重力耐性が90~100でも死ぬ。最低限ドールにSpecUp.DEF-GRAVITYを複数つけ重力耐性を100にしつつ、重力耐性を上げられるタイプのBeam-Shield等で、重力耐性ダウンを打ち消す必要がある。ただ機体によって耐えれる耐えられないが異なり、自分も把握しきれてるわけはないので欲を言えば重力耐性120欲しい。
だが、運を天に任せてもいいなら重力耐性そこそこ+回避型で挑むという手がある。ただ悲しいかなドールの回避デバイスはアーマーかフレームにつけなくてはならず、どちらも他に入れたいデバイスが存在する。ここで登場するのが回避ドライブデバイス。インナーのデバイスながらドールの回避をあげるというもの。素材は多く必要だが、これをつければファルシスだけでなく、大抵のオーバードに対して強く出れる。フルでつけると回避の数値が100%上がる。ちなみにファルシスは重力スパイクも使ってくるので回避型でも重力耐性はそこそこ必要な事を注意。
回避型にしろ耐性型にしろフレームデバイスになるべくガン済みしたいがフレームデバイスにもう一つなるべくつけておきたいデバイスがある。
Resist.COUNTBOMというカウントボムの抵抗値を上げるデバイスだ。ファルシスはデステイルという攻撃にカウントボムという弱体効果(一応)を付与する効果があり、一定時間後(10秒くらい?)に最大HPの半分を削られてしまう。弱体効果なので、HPが削られる前にクリアレイなど弱体効果を消去するアーツを使えればいいのだが、ドールにはそういったアーツがないため、このデバイスが必須ということになってしまう。しかもファルシスは格上であるためXX一個で完全防御することはできない。運に身を任せXX一個にするか、二個つけで完全に防御するかは好み。
ここまでさんざん述べてきたが、まだ対処すべきものが多くある。
一つは重力属性以外の攻撃。やはり脅威は重力属性攻撃だがそれ以外の攻撃も馬鹿みたいに高威力。特に開幕使用するエーテルフィールドでは生半可なエーテル対策だとHPを半分以上持っていかれる。回復手段が少ないドールではこれで十分脅威。回避型ならお祈りで何とかするしかないが、重力属性耐性ガン積み型だとそうもいかない。エーテル耐性アップのBeam-shieldや反射能力ありのOCGを持つドールで一枠をエーテル反射デバイスを付けてOCGをなるべく維持するなど、とにかく何らかの対策を考えねばならない。
さらに脅威なのが転倒だ。ここまで物理属性攻撃について触れていないが、実は物理属性攻撃はファルシスより高い位置にいればほとんど使ってこない。しかし一度転倒攻撃を喰らって地に叩き落されると、そのまま転倒コンボを喰らい反撃もできずにスクラップにされてしまう。対策仕様にももうデバイス枠は残っていないので、球の上で戦うというのを徹底することをお勧めする。そうすることで少しでも落下時間を抑え、転倒効果を短くすることに加え、対策をしていない物理攻撃を多く喰らうのを防ぐことができる。
さあここまでたくさん厄介な点を述べてきたが次に述べることがファルシスを倒す上で最も厄介なことである。
ファルシスは残りHPが25%,15%を切るとそれぞれ一回だけHPを25%回復する。さらに残り5%になると毎回HPを25%回復する。つまり少なくとも50万ダメージを回復アーツが使用される前に一瞬で削らなければならない。攻撃力アップデバイスをガン積みした超兵器にあまったデバイススロットに種族特攻デバイスや格闘力or射撃力を上げるデバイスをふんだんに使って一撃で50万ダメージを繰り出せるような構成にしなければならない。
ここまでの情報を整理しよう。
重力耐性は120(最低でも100)欲しい
回避型ならインナースーツデバイスすべてを回避ドライブで埋めたい
カウントボム対策は必須
エーテル対策もできる範囲で必要(反射やアーツを使おう)
転倒が脅威、浮かんでいる球の上で戦い、ファルシスより下の位置に落ちないようにする
HPが残り5%を切る前に50万ダメージ以上を一気に与える
終焉のテレシア
夜行の森最北端に位置する神鳥寝所。ここまでくればもう敵性生物もあまり見られなくなる。目前に迫る山を乗り越えるためドール上昇した先に一体の生物が悠々と上空を旋回しているのが見られる。どう見ても只者じゃないこいつこそレベル99、ゼノブレイドクロス最強の敵、終焉のテレシアである。HPは1000万を上回り、全属性耐性50。毎秒HPを0.5%回復する。ストーリで対峙する敵を除けば唯一明確にフェーズが分かれる敵である。第一フェーズ(空中)→第二フェーズ(地上)→第三フェーズ(空中)それぞれで攻撃が変わり、移動中はテレシアは完全無敵となり一切の攻撃を受け付けなくなる。
全てのフェーズで言えることは、まずエーテル対策は必須である。テレシアの攻撃の多くはエーテルであり、またスパイクや反射貫通攻撃を持っているので反射や回避では確実な対策と言えない。やはりエーテル耐性を100まで上げるのがいいだろう。ちなみにテレシアはファルシスのようなエーテル耐性ダウンさせながら連続ヒットする超高威力攻撃を持っていないため、耐性ダウンを都度beam-shieldで打ち消せるなら耐性値を120まで上げる必要はない。
それでは各フェーズで必要となる対策について述べよう。
第一フェーズでは、ヒートボルトビームエーテルの4つの属性攻撃は反射される可能性があるのでこれらの攻撃を使うなら反射貫通デバイスは必須。1つの属性に攻撃を統一してしまえば、必要なデバイスは1つ(物理と重力ならいらない)なのでなるべく攻撃属性を統一しよう。テレシアの攻撃はエーテル属性のみなので、気をつけるべきは弱体効果。吹き飛びは無視でいいがスリープに関しては、後のフェーズでも使ってくるため対策をしておくといい。
残りHP60%になると第二フェーズに移行。第二フェーズでは、物理、ボルト属性の攻撃も使ってくるのに加え、転倒攻撃を使ってくる。なるべく空中戦を避けるのが良い。コントロールも使ってくるが自分以外の仲間しかコントロールできないので、仲間が強くなければ無問題。また時間が5分経つと高威力の重力攻撃が飛んでくるため、このフェーズでは5分以内に突破するのが目標となる。5分以内に400万ダメージ(回復含めると5分ギリギリなら550万)を超える必要がある。一瞬で50万ダメージが必要だったファルシス攻略とは別の難しさがある。
残りHP20%になるといよいよ最終の第三フェーズに移行する。上空まで移動しきるといきなりテレシアは150体のフェイクボディ―を生成する。簡単に言えば150ヒットするまで攻撃が無効になる。第三フェーズはエーテルとボルトだけだが、エーテル耐性がダウンしているときに喰らうと耐性100でも確実に死ぬ攻撃を撃ってくるので、耐性ダウンを喰らったらすぐにbeam-shieldによる上書きを忘れずに。ボルト属性攻撃もあるのでどうしたって体力は減っていく。長期戦はお勧めできない。ハンドウェポンになるべくヒット数の多い武器を採用し、フェイクボディーをさっさと削って早急に決着をつけたい。ちなみにちんたらしていると、フェイクボディーは切れてから5分毎に何回でも復活する。第二フェーズを乗り切ったなら5分以内にテレシアを仕留めるのは簡単なはずなので何としてでも倒すという強い意志があれば倒せるはず。
連載の終わりに
これで私からの指南は終わりです。この先もアフィックス厳選やテレシアワンパンなどやりこみは尽きないですが、私の手には余る内容なので書きません。
ゼノブレイドクロスのオンラインも残すところあと2ヶ月をきり、なぜかワールドエネミーのイェギラスゲージが意味わからない速度で貯まるという現象が見られたり、最後まで話題の尽きないゲームでありますが、オンライン終了間近であることは変わりなく、悔いの残らないよう、やり切れることをお祈りしています。
この連載でNo.8,10で書いたことは永久保存版です。オンライン終了後でも個人で存分に楽しめます。ただその他の記事についてはオンラインが過ぎると厳しい要素もあります。特にドールはこのゲームにおいて目玉の一つであり、オンライン終了すると作るのが大変(Ares90は実質不可)なので是非今のうちに作ってほしいなというのが偽らざる気持ちです。
あとがきが長くなりましたが本当に言いたいのはこれだけ、
XenobladeX続編の発売本当にお願いします。もう首をアンギィスの胴体くらい長くして待っているんです。本当にお願いします。本当にお願いします。本当にお願いします。
それではこれにて連載は終了です。このゲームに対する感想や次回作&リマスターに欲しい要素など記事にしたい内容はまだあるのでそちらもゆくゆく書いていけたらなと考えています。それでは約2ヶ月半の連載お付き合いいただき誠にありがとうございました。
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