コーヒーショップ・カフェ開業を目指す人のための珈琲の淹れ方トレーニング
新潟県内で4店舗のコーヒーショップ・カフェを出店している珈琲豆 山倉の山倉です。コーヒー好き・カフェ好きで「いづれ自分でお店を出してみたい」「夢だったコーヒー屋・カフェをやってみたい」という方に向けて役立つノウハウを公開していきたいと思います。
これまで9年間、数億円の売り上げを作り、数千万円以上をかけて得た学びや体験談などを無料でお伝えいたします。
今日のテーマは「初心者でも上達できるコーヒーの淹れ方のトレーニング」です。カフェを開業する際、おいしいコーヒーを提供することは不可欠です。コーヒーの淹れ方は初心者にとっては難しいと感じるかもしれません。
ですがちょっとしたコツと理論を覚えれば、初心者の方でもお店で提供できる程、美味しいコーヒーを淹れられるようになります。今回は、初心者の方がコーヒーの淹れ方をマスターするためのトレーニング方法を紹介します。
珈琲豆の選び方と重要性
大前提として、コーヒーの味わいに最も影響を与えるのは豆の品質です。頑張って美味しい珈琲の淹れ方を覚えたとしても、使う豆の品質がよくなければ、美味しい珈琲を淹れることはできません。元々があまり美味しくない珈琲豆を淹れ方で美味しくすることはできないと言っても過言ではありません。
逆に言えば、質の良い美味しいコーヒー豆を使えば、ある程度どのように淹れても美味しいコーヒーが抽出できます。
コーヒーを淹れる作業というのは、コーヒー豆の中に含まれている成分をお湯に溶かし出す工程。淹れ方を覚えていくことと同時に、豆の種類や焙煎度について理解を深めることで、美味しいコーヒーに一歩近づくことができます。
器具選びも味を大きく左右する
コーヒーを淹れるときに、どのような器具を使うかでも大きく味を左右します。ドリッパーやコーヒーミル(グラインダー)やドリップポットなど、様々な器具がありますが、やはり良し悪しがあります。
器具選びは実際に使用してみないと、良し悪しが分からない部分が大きいのですが、グラインダーやドリップポットなどは、基本的には価格が高い方が、使い勝手が良かったり、味がよくなる傾向があります。
器具選びは初心者の方では難しいので、お店の方にオススメを聞いたり、Youtubeで情報収集して「これだ」と思ったものを購入するのがオススメです。
コーヒーの抽出トレーニング
コーヒーを淹れる方法には様々な種類がありますが、「淹れ方を学びたい」という場合は「ハンドドリップの淹れ方」を指しているかと思います。
ハンドドリップのレシピを本や動画で調べてみると、それぞれに内容が違っていて、どれが正解なのか分からなくなってしまうという方も多いです。
実際にコーヒーの味の好みは人それぞれで、「これが正しい淹れ方」というものがあるわけではありません。重要なのは、「どんな風に淹れたら、どんな味になるのか」を知っていくことです。
例えばお湯の温度が高くなれば、コーヒーの成分がよりお湯の中に溶け出して、基本的には味が濃く、どっしりとしたコーヒーが出来上がります。温度を下げれば口当たりがまろやかで、さっぱりとした味に仕上がります。
その他にも挽き方を変えたらどうなるか、抽出時間を変えたらどう味に影響するかを覚えることが重要です。
まずは本やYoutubeにハンドドリップのチャンピオンや、有名な珈琲店のマスターが紹介しているレシピが掲載されているので、それを真似して淹れてみるもの良いでしょう。
継続的な練習とフィードバック
上達には継続的な練習や研究が必要です。温度を変えたらどうなるか?抽出時間を変えたらどうなるか?など、疑問を持って淹れ方を変えてみたり、定期的にトレーニングすることで、必ず上達していきます。
またフィードバックを受けることも重要です。自分だけでは味の良し悪しを判断することが難しい場合がありますので、家族や友人、同僚のためにコーヒーを淹れてみて、味のフィードバックをもらうことで改善につながる場合もあります。ぜひ実践してみてください。
さらに詳細を知りたい場合や個別に相談したい場合は、お試しコンサルティングも受け付けております。お気軽にお問い合わせください。