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コーヒーショップ・カフェ開業に役立つオススメの本は?

こんにちは!珈琲豆山倉の山倉です。今回も、1年後にカフェや珈琲店を開業したいと考えている方に向けて、開業に役立つ情報をお届けします。

さて、先日YouTubeのコメント欄で「開業に向けておすすめの本はありますか?」という質問をいただきました。これについて、私の経験をもとにお答えしていきたいと思います。


開業準備に役立つ本はある?

まず、開業を目指すなら知識を身につけることが大切です。そのために、ネットで調べたり本を読むのが手っ取り早い方法ですね。私も、自分が開業を決意したときにはたくさんの本を読みました。ですが、「この本さえ読めば大丈夫!」と言える本は正直なところ見つかりませんでした

なぜかというと、出版されている本自体が悪いわけではなく、どの本にも学べるポイントはありますが、その内容を自分の開業にどう落とし込むかが問題なんです。

開業に役立つ本の限界

カフェや珈琲店を開きたい人は、それぞれ違ったビジョンや出店エリアを持っています。本に書かれていることが、自分の状況にピッタリ当てはまるケースは少ないんですね。

例えば、収益の考え方やコストの計算方法について、本では「原材料費はこれくらい」とか「家賃は売上の何%までに抑えたほうがいい」といった目安が紹介されています。しかし、実際に自分の出店したいエリアや店の規模に合わせて具体的に適用するのは難しいのです。

開業資金をどうやって調達するかという話も同様です。銀行からの借入、日本政策金融公庫、親戚や家族からの援助など、資金調達の方法はいろいろありますが、どれが自分にとって最適かは、自分の状況次第です。

じゃあどうすればいい?

一番早く正解にたどり着く方法は、やっぱり実際に行動してみることです。

お店を開きたいと思ったら、物件を探したり、仕入れ先を見つけたり、工事業者と話をしたりと、やるべきことはたくさんあります。それを一つ一つクリアしていく過程で、学びが自然と得られます。本だけでは分からなかったことも、実際に動いてみることで初めて見えてくるものです。

たとえば、自分が得意なことを活かした集客方法や、店舗運営のやり方も人それぞれです。ネットを活用して集客する人もいれば、地元のコミュニティを大事にして顧客を集める人もいますし、料理の技術やコーヒーの知識によっても、店の形態が変わってくると思います。

本はどう活用する?

もちろん、本から知識を得ることは無駄ではありません。私もたくさんの開業関連の本を読みましたが、「やってみてつまずいたときに本を読む」というスタイルが一番効率が良いと感じました。

図書館で10冊〜20冊くらいの開業本を借りてきて、一気に読んだこともあります。そうすると、「ここはこの本が役立った」とか「ここの部分は別の本が参考になった」というふうに、複数の本から自分に合った情報をピックアップできるんです。

なので、私からのアドバイスは、「手当たり次第に本を読んでみる」こと。そして、そこから学んだことを実践に移してみる。これが一番スピーディーに開業に近づける方法ではないでしょうか。

実際に行動している人は…

実際に開業を目指している人は、すでに具体的な行動に移しています。「もう仕事を辞めました」「物件を決めました」「焙煎機を買いました」といった方々は、その都度問題に直面しながらも、一歩ずつ進んでいます。

なので、これから開業を目指す方は、まずチャレンジしてみることが大事です。もし、今すぐにではなく数年後に開業したいと思っている方も、例えば自家焙煎のコーヒー豆をネットで売ってみたり、週末のイベントに出店してみたりと、できることから実践してみると良いと思います。

まとめ

「おすすめの本はありますか?」という質問に対して、決まった一冊を挙げるのは難しいですが、本を読むことと、実践を繰り返すことが開業に向けての近道だと考えています。皆さんも、ぜひチャレンジしてみてください!

何か質問があれば、コメント欄に書いていただくか、お試しコンサルも行っていますので、チェックしてみてくださいね。

それでは、また次回!


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