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好きな人と演劇を作るということ

は、私にとってその人と最後の関係になることが多い。
実は葭本さんとはもう少し前から一緒に演劇したいという話が上がっていたし、私もチラチラ言っていた。去年の夏頃2人でお茶をした時に
「一緒に演劇したいんですけど、好きな人とは仕事しないって決めてるんです」自分から誘っておいて、距離をつめられないようにするという最悪なトークをしたのを覚えている

こんなに面白くて楽しい人と、演劇を作るということは、
しかも葭本さんは演出家で、権力があるから、俳優、私と仲良くしてくれていても下に着いたら、ダメな俳優だと嫌われることだと思っていた。

劇団には俳優以外にも、とても楽しく、かつ神経を使う高度コミュニケーションスキルを必要とするセクションがあって、その何処かで一つでも誤解を受けて嫌われたくなかった

今まで、上のことが理由でかはわからないけど、好きな人と演劇をしてうまくいった試しがない
必ず離れていってしまう、葭本さんに最悪トークをしたときに私はなんと言って欲しくてあんなことを言ったのだろうと今日の稽古が終わり、眠剤が効いたてる頭でぼんやり考えている

私があの時言いたかったのは、失いたくないから仕事をしたくない、んじゃなくて、私は言葉を尽くすから、言葉を尽くして欲しい、そういう意味で一緒に仕事がしたい、だったな。
どちらかに責任のある船に誰かが乗るのではなく、私たちみんなで船を漕ぎたい、ということだった。
と、今日わかった

あれから時間が経って、私は言葉を尽くすことの大切さと、弱さを赦しあうことの大切さを学んだ。語弊のない言葉を選べるようにさらに勉強した

長くなってしまったけど、私たちを今回この公演まで漕ぎ着けたのは「互いの権利を害したくない」という、当たり前の人権意識を持ったことにたどり着くのだと思う。
ハラスメントへの問題意識が盛んになる中で、「互いの権利を大切のする」、ここに辿り着くことで、今、うまく稽古できている(気がする。心持ちも)

ハラスメントは、告発、レイプ、と繋がってしまう大きな社会問題だけど、私と葭本さんを見てわかって欲しいのは、私がわかったのは「ハラスメントを意識することで、より楽しく健康な、稽古場や座組みが生まれる」ということ

演劇というクソオジ文化は死んで欲しいけど、私はこうして誰かとクリエーションするのがやはり好きなので、健康で、来るのに気の重くない、そして、誰かの特権性に怯えない、現場作りにも重きをおきたい。

税金レイパー、いい言葉ですよ。最高なタイトルだと思います
タイトルか、税金レイパーという言葉に引っかかって不愉快になる人と、うーん口が悪いと思う、って人とかは、まじ来なくて正解だと思う。
特に上記に引っかかった男。
レイパーかレイパー予備軍、ハラッサーか、ハラッサー予備軍かその一味でしょ
お前ら向けの演劇じゃねえからマジで見に来んな
お客様を選びます 私たちの作った美しく楽しいものをお前らになんて見せてやんねーんだよ ただし色んなレイパー大告発するけどな! 

ということで、おやすみなさい
本日もいい稽古でした、葭本さんといいタッグになれるようにもっと言葉を尽くしたい
安心で、楽しい稽古環境を作りたい、もっと

眠剤効いてきた、締めはてきと〜で 寝る
おやすみ

http://tremendous.jp/girlsneverdie/



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