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「絶対に無理」にチャンスがある

「こんな田舎町にもコロナが来るのかねぇ。」

なんて呑気に構えていたらほんとにコロナがやってきました。

まぁ、狭い狭い島国日本ですから、いずれは遅かれ早かれやってくるという覚悟はできていました。

しかしいざ感染者が確認されると日ごとにその人数は増していき、テレビや新聞によると県庁所在地の新潟市に次ぐ感染者数がまさかの我が町になっているという状況です。

町はあっという間にゴーストタウン化し、うちにいらっしゃるお客さんも「なんだか飲みに出るのがいけないことしてるみたいでさ…」とこぼしていました。

わかりますわかります。正直この状況で飲みに出れる人なんて独身で料理を一切やらない方か、よほどのアウトローかですもんね。

我々店側の人間もちょっと飲みに出るのは自粛せねばという雰囲気ですもん。


ただ、いつまでもコロナが収まるのを待っていても仕方ありません。

そのいつかがいつ来るのかなんて誰にもわからないわけですし。

ならば一手でも二手でも先が読めるならできるだけ早く施策を打つべきだとわたくしタカハシは強く思うわけであります!

この場合ざっと思いつくのは

・行政からの時短営業の要請

・更なる飲み会の減少

などではないでしょうか。もちろんそれに付随して様々な自粛や売り上げの落ち込みも想定されますが、一番大きな要因は上記の二点に絞られるかと思います。

そもそも来客数が減ってるとこへ更に追い討ちをかけるように時短営業。

これでは稼げという方が土台無理というもの。うーんどうしたものかと考えた結果、ひとつの答えが導き出されました。

「どうせ夜もお客さん来ないならこっちから時短してやるか?」というものです。

その代わりの時間をお昼に前倒しして、営業時間と来客数を確保するという至極簡単な発想です。

さっそく親父と母ちゃんにも相談したところ、「みんな弁当持ちでランチに外で食べる人なんて少ない」とか「夜の仕込みが間に合わない」「アルコールが出ないと利益にならない」などなど、まぁ出るわ出るわランチやりたくないです論が(笑)

もうね、還暦も過ぎるとがんばりたくないんでしょうね。できることなら今頃は悠々自適とシケ込みたかったのはこちとらも承知の助ですよ。

だけどこのまま何もしなかったんじゃいつか詰んでしまってチェックメイトなのは誰の目にも明らかです。

それにね、絶対に無理ってところにこそチャンスが眠ってると思うんですよ。

もちろん根拠もなければ自信もありませんけどね…

でも何もしないで潰れるなら何かやって潰れた方が後悔しないはず。

それにまだまだうちの努力が足りない部分っていうのがこのランチ営業から見えてくる気がするんです。

まずはやってみて、そこから軌道修正していけばいいじゃない。

案ずるより産むが易しきよしですよ!(わかるかなーw)

それにね、チェックメイトで思い出しましたが、最近ファーストチェス理論ていうのを知ったんです。

ファーストチェス理論とは、チェスをするときに「5秒で考えた打ち手」と、「30分で考えた打ち手」のうち、86%は同じ打ち手であったことが実証されたことから生み出された理論のこと。

つまり、今思いついた「これイケんじゃない?」っていうアイデアとじっくり考えて捻り出したアイデアも結局ほとんど同じ答えに行き着くってことです。

だったらスピード感出していこうぜってなわけで。

とりあえず僕のゴリ押しでランチをやってみる方向で話がまとまりました。


ただ、闇雲に昼から開けたところで我が店はランチ初心者。戦略がなければズッコケるのは明白です。

そこでさっそく近くのランチ大行列店様のシェフにご教授いただくことにしました。

するとさすが人気店は違いますねー。そのノウハウを惜しげもなく教えてくれました。

味と人気は気前の良さにも通ずるのかといたく感心した次第です。

その内容や僕の考える戦略についてはまた次回からご紹介していきたいと思います。

実際のアクションやフィードバックについても書いていきたいと思いますので乞うご期待!

というわけで今日は行動が次の行動を生んだなかなか満足感のある一日でした。

明日からも失敗を恐れずどんどん行動していきたいと思います。

それと明日は楽しみにしていたものが届く予定なのでそちらも今からウフフなのでした。

いただいたサポートは今後のイベントや活動費などにさせていただきたいと思います! よろしくお願いします!