脳内メモリー増設希望。

物覚えが悪い。

「最近いろんなこと、すぐ忘れちゃうんだよねぇ」みたいな老化現象的な話ではなく、単純に記憶力の話だ。

子どもの頃から暗記は不得手だった。年号を語呂合わせにしようと、元素記号を歌にしようと、そもそも興味が無いこともあって全然覚えられなかった。強いて言うと、ABCのアルファベットをキラキラ星のメロディで歌うアレぐらいだろうか、覚えられたのは。あ、それも最近娘と一緒に歌ってたから知ってるだけかも知れない…。

映画とか漫画とか小説の内容も、本当に覚えていられない。どれだけ感動しても、しばらくすると細かいことは忘れてしまう。漫画の内容とか台詞とかめちゃくちゃちゃんと覚えてる人って、本当にすごいなって思う。曲名とか歌声とかプロレス技名とか…、本当にどうでも良いことは覚えるんですけどねぇ。

スペック低めな脳内メモリーをやりくりする為に、本当に必要なこと以外、どんどん自動消去するようにプログラムされているんじゃないかと勘繰るほどだ。誰を勘繰るのかと聞かれても困るけど。

記憶力って学力に影響する資質の中でも、とても重要な部分だと思う。そして、遺伝子レベルで大きくポテンシャルに差がつく資質でもある。と思う。言っても仕方がないことではあるが、生きて行く上で、特別な才能でも無い限りは普通に働くしか選択肢がほとんどないわけで、そういう先天的な部分で差がつくのはちょっと切ない。

そんなわけで、PCのメモリーを増設するように、人間のメモリーも増設出来るようにならないものかと思っている。まぁ、私が思わなくても、私なんかより余程頭の良い方々がとっくに考えていそうだけど。

外部記憶装置(USBメモリとかSDカードとかね)を挿し込むとかは痛そうなので、チップ埋め込むとかが良いな。昔から「宇宙人にさらわれてチップ埋め込まれた」とかよく聞くから、たぶん似たようなものだろう。

そう言えばMr.都市伝説こと関暁夫が体マイクロチップ入れたって言っていたから、それが脳の記憶を司る海馬と大脳皮質と連動するように出来たら、私の脳内メモリーが増設出来るのでは無かろうか…。

まぁ、実現出来たところで大層お金がかかるだろうから、結局金かいって話にはなるんだろう。脳と連動させるのも、取り返しがつかないレベルでリスクありそうだしな。

やっぱり今回も廃案ですな…。

以上、中年男の妄想でござった。

にしても記憶力欲しいなぁ。

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