見出し画像

2023/09/29-2023/09/30 宮古島日記②

2023/09/29 雨/晴天

朝から雨でしかも極寒。人間は水着を着て泳ぐ気まんまんであったがわたしは寒すぎて海になんて入らないだろうと考えており、水着は着ずに出かける。ホテルの近くにかわいい町並みがあるということで見に行ったらほんとうにかわいい。ピンクや黄色や水色の平屋が傾斜に沿ってたくさん建っている。いいものを見て嬉しくなる。

雨なら行きたい店を周ればいいということでそのままさたぱんぴんを買いに行った。すごい列。やや激し目の雨が降っていたが傘がない&そんな待たないだろうとたかを括って列に並んだら三十分以上かかってビショビショになった。昨日海に入ったあとに体が濡れたままでいると体力が減っていくと学び、もう絶対にその状況になるのは避けようと話し合ったのに早速同じ状況を招いてしまっている。

待ち時間のおかげで揚げたての順番に当たり、とにかくうまかった。ひとり三限だったので六個買った。食いながら宮古そば屋に向かう。さっさと行っておかないと本日終了(完売)になりすぎなんである。

豪雨の中のドライブは楽しいが外が見えなくなるのが怖い。人間は怖がってはいなかったが、わたしは見ていて怖かった。怖くないのかな。まあでも車なんてほとんど走ってないし道路も広いからな……。そば屋は異様なほど混んでおり駐車場がぱつぱつである。というかむちゃくちゃな停めかたをしまくっている車がいて、どんどん車が入ってくるのに、今後どうする気でいるの……? としばし悩む。
みんな車の中で待機している。というかそうするしかないくらいに雨脚が強い。もしかして名前書いて待つ的なものあるんじゃないの? とおもいながらも傘がなくて身動きが取れない。結局、車の外を傘で歩いていく人がいたので書くとこありましたかと聞いた。あった。あったが、傘がない。傘がないのだ……。運転手が車にいないのは困る状態のため、豪雨の中わたしが名前を書きに行った。道中暖房をつけて乾かしたのに、再びビッショビショである。

犬かとおもっていたら獅子とのこと。獅子丸ってこと?

開店後ようやく雨が小降りとなって、自分たちの順番になるころにはすっかり晴れていた。宮古そばはうまかったしじゅーしぃがあまりにもうますぎた。あまりにもうますぎて無言になった。本当にうまい。うますぎる。じゅーしぃだけでいい。だけでいいってこたないが。

出発後、車に変なマークが点灯し、どうしたらいいかわからなくなる。レンタカー屋に電話をするも、走行に問題ないなら大丈夫っす~! みたいなノリで、なおさらどうしたらいいかわからなくなる。どうしたらいいかわからなくなりながら池間島に行った。橋かわいすぎ。海がきれい。猫ちゃんがいっぱいいてかわいい。

車の変なマークが気になっていまいち楽しめない。行きたかった道の駅みたいなところに行く。その後ドンキに行く。おもいのほか楽しく、テンションが上がってゆき、やっぱり泳ぎたい、泳ぎたくない? となり、一度ホテルに戻ることになった。今日はサンセットを見ながらタコスを食べようとか言っていたので、帰路で調達する。エンダー今日絶対食べようと言っていたので、エンダーにも行く。わたしは野菜を食べてなさすぎて体調が物故割れており、タコス屋でもサラダを買ってエンダーでもサラダを食うという暴挙に出た。買い物とか移動とかいっぺんに済ませられればいいのだけど、ホテルが下地島、エンダーもタコス屋も宮古のほうなのでこういうことが起こるのだった。

しかし満腹すぎて結局海にタコスは持って行かなかった。夕日が沈むまで海の中にいた。夢みたいにきれいな景色を形容するのに「tumblerの画像」って言うのをやめたい。
夜はサラダをちょっとだけ食べるも、具合が悪すぎて気絶。人間は元気で洗濯機と乾燥機を回しまくってくれてありがたい。月経がね、よくないですね。

2023/09/30 晴天

いい天気すぎて悶絶。最終日なので帰りたくないないと言いながら朝ごはん。エンダーで買ったバーガーなどをあっためる。エンダーうますぎワロタになる。こんなうまいんだ。信じられない。むちゃくちゃうまい。これ沖縄来ないと食べられないんだけどどうしよう? としばし悩んで店舗検索したら香川にもあった。あったところで!! ねえ?! エンダー、本当にうまい。もう一回食べたい。今日はもう宮古のほうには行かないのでうまさを噛みしめながら大事に食べた。もう一回食べたい。もう一回……。
絶対に行かねばならなかった宮古そば屋に行き、車でいろんなビーチを周ったり周ったり周ったりパッションフルーツのアイスの食べ納めをしたりする。泳げたじゃん! 泳ぎたいよお!! と百回くらい言った。チェックアウトしている=風呂がないという状況に二人して日和っているのだった。

絶対に撮りたいと初日から騒いでいたが最終日まで隙がなかった看板
ソーキが優勝すぎた。じゅーしぃは普通
駐車場にいた
この浜はきれいすぎて目を疑った。一番きれいだとおもった
おまじないの石
干潮時に入れるところ

夢みたいにきれいな海を一生分見る。

時間ギリギリまで海を周り続けてレンタカーを返す時間になったのでガソリンを入れ、返しに行った。空港まで送迎してくれるのだが送迎してくれたスリランカの人がすごいおもしろくて、あー帰りたくないな~~となおさらおもう。空港で小分けの黒糖など買い、いやだなーいやだなーと言いながら搭乗。

羽田についたのは二十時近く、まっすぐ帰宅した。
帰宅後は気絶する。宮古島にいた間、一度も舌に歯型がつかず、自分の歯根舌は水滞由来なんだとおもっていたけれども、気虚だったのかよと愕然とした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?