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はじめまして、カウンセラーですが嫌われっ子でした〜前編〜

みなさん僕のnoteを読みに来てくれてありがとうございます。

初投稿ですが、まずはどうして僕が心のケアを大切にしたいのかお話ししたいと思います。現在、国家資格キャリアコンサルタントとしてフリースクールや企業でカウンセリングのお仕事をさせて頂いておりますが、改めて僕のことを知ってもらうためにnoteを書くことにしました。
 
どうしてカウンセラーとして心のケアを大切にしたいのか?
SNSでの僕はけっこう順風満帆に見えがちで、幸いにも多くの交流やお仕事にも恵まれ人柄を認めてもらえお仕事をご紹介いただくこともあります。しかし決して昔から今のような人生ではありませんでした。昔の僕はいつも人間関係で躓き悩み続けていた人間でした、もっと言うのであれば人から嫌われやすい人間だったのです。まずは僕がどう嫌われていたのかお話しさせていただきます。

嫌われ者ヒストリー

幼少期
僕の家は「強くあれ」の教えがとても強く、近所の子に殴られて泣いて帰ると「情けない」「どうしてやり返さなかったんだ」だととても怒られる家でした。喧嘩が強くないと人権を得られないタイプの家でしたが、そんな荒い気性の家族の中で僕だけなぜか勉強はとてもできたので違う意味で期待はしてもらえていました。「この子は天才だ」「トンビが鷹を産んだ」と喜ばれ、そこから1番を取るととても喜んでもらえ、とても気持ちの良いものだと強く心にセットされました。しかし僕がその後嫌われやすくなってしまったのはもちろん家族のせいではありませんよ、あくまでも要因は僕にあることを最初に伝えておきます。
 
小学校4年 自慢野郎
「あの漫画を買った」「あのゲームを手に入れた」などスネ夫のように自慢話が多く学年中から無視、いじめに遭う。解決したものの「もうあんな目に遭わないためにもグループの中心にいなきゃ!」って気持ちが強かったです。
 
中学校 威張ん坊
刺激を求めて先輩や他校の友達と連むようになり、ジャイアンのようにイキがり、威張るようになります。この頃は1番への執着が強く、もちろん同級生からは陰で疎まれるようになります。「つまんねー奴ら、もっと刺激が欲しい」そんな気持ちが強かったのですが、その結果、僕は小〜中学の同窓会には一回も呼ばれたことはありません。
 
高校 怒りん坊
勉強だけは頑張っていたので地元で1番の進学校に入学しました。ただし、思春期で荒れ始めとにかく他校の仲間とつるんで遊びことしか考えなくなり、優等生が集う進学校の風土と感覚が全く合わなくなります。言葉や言動も荒れ、短気で切れやすくなりクラス替えのたびに揉め事を起こし、高校では「荒木は厄介者だ」と見事にレッテルが貼られます。
「自分は悪くない、優等生の感覚が間違っているだけだ」と他責と正当化で心が悶々としていました。
 
社会人 空気を読み始める
高校卒業後「フリーター」になり様々な仕事を経験します。流石に「このままではまずい、人と揉めない格好いい人間になろう」と強く心がけ大きなトラブルはなくなり、ややツンツンしていましたが陽気な20代前半を過ごせていました。しかし人から好かれようと必死でした。
 
30代初頭 何も知らないマネジメントで人生最大の挫折
30代初頭に年功序列的に働いていた組織のナンバー2になり何も知らないままメンバー育成をするようになります。ルールを大事にするあまりにいつの間にか強い「べき思考」、さらに高卒学歴をカバーするあまり「ビジネスに私情を持ち込むな」と変な方向にストイックになり。パワハラ寸前の強いマネジメントを行うようになります。
 
否定・批判・説教などが入り混じるマネジメントで、頑張る意欲を我流でおかしな方向に走らせていました。
 
「俺も苦しんだのだから、お前も苦しめ」と言わんばかしのマネジメントでもちろん誰もついてきませんので、さらにわからせようとどんどん悪化します。そんなある日、フリーデスクにノートが置いてあったので何気なく開いてみるとそこにびっしりと書かれていたのはなんと僕の悪口、心臓が止まりそうになりました。そしてメンバー達から社長に「あの人をナンバー2のポジションから外して欲しい」と直訴があり頭が真っ白になりました。
 
今思えば自業自得なのですが、そのころは「自分はみんなのために頑張っていたのに」と思うばかりで、結局は恩義せがましい他責人間だったのです。振り返ればいつも認められたい気持ちが強すぎて心がカラカラだったのです。

メンタルブレイク

そして僕は抑圧神経症(簡単に言うと鬱の手前)に陥り、退職し気づけば社会ですっかりと孤立していました。これまで会社を通じてお付き合いしていた方々との連絡も途端に全てなくなり社会で一人ぼっちになった孤独感に襲われ途方に暮れていました。
 
30代前半までの僕はどうでしたか?「こいつやべー奴じゃん」「すげー面倒臭い人間」と思うのが正常な感覚だと思います。多くの人の気持ちを無下にしてしまったツケが回ってきたのでしょう。

続きは後編で

まずはここまで僕の「自分語り」を読んでいただいたこと本当に感謝します。ぜひ、後編も伴わせて読んでいただけたら幸いです、よろしくお願いします。

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