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ファンをつくるって難しい

先々週の土井くんの記事にもあるように、資金面について頭を悩ませる今日この頃です。

これまで、金融機関からなるべく多くの融資が受けられるよう交渉してきましたが、限界が見えてきました。
資金繰りの他の手段としては、自己資金を投入する、親や親戚から借りる、補助金の利用、そしてクラウドファンディングも視野にいれて考えています。

クラウドファンディングについては、一度サポートサイトの方とリモートでお話をさせていただきました。
なんとなく持っていたイメージは、「面識の有無に関わらず、取り組みに共感してくれる人が支援をしてくれるもの」という感じで、むしろ面識のない人に広く知ってもらって寄付を募るものだと思っていました。
しかし、実際には知り合い以外からの支援というのはかなりハードルが高いようです。
クラウドファンディングの支援者としては、有力な順に、「直接支援のお願いをすることができる、顔が思い浮かぶ知り合い=A層」、「知り合いの知り合い=B層」、「かなり話題になって(バズって)、その波に乗ってくれる一般の人=C層」と想定されるそう。
B層までは拡散するだけならできるかもしれないけど、「知り合いの知り合い」程度の私たちに寄付までしてもらうには、心を動かせるだけの意義や魅力がなければきっと叶わない。

もともと、このnoteを始めたのも、知り合い以外の人に私たちのことを知ってもらうことが目的でした。それから、協力してくれる方や、実際に一緒に働きたいと言ってくれる方が現れるといいな、と。
実際に、リアルな関わりのない、顔も名前も知らない、きっとたまたま見かけてくれたのであろう方が、記事にスキしてくれたりフォローしてくれたりということもあります。しかし、それもごく少ない数だし、直接やりとりをするほどの仲にはなかなかなりません。

本格的な広報活動や採用活動は会社を設立してからやって行けたらいいよね~、というくらいの気もちで始めたnoteですが、これからいざ"本格的に"知らない人たちにリーチしていこうと思ったら、どういう情報発信をしていったらいいんだろう。

「私たちと面識のない読者」側の立場になってみると、どんな記事が読みたいだろう、何を書いたら一緒に働きたいと思ってもらえるだろう。
私だったら、難しそうな内容は読み飛ばしちゃうだろうな。
それより、
この人たちは信頼できるのか?
どんなことが好きで、何を大切にしてるのか?
私だったら、そういうひととなりがわかるものを読みたいです。
それから、どんな言葉を選んでどんな文章を書いてるか。顔や姿がわかる写真が載ってたらもちろんそれも気になると思います。
個人的には、これまでもそういうところを意識して記事を書いてきたつもりです。
もちろん、具体的に取り組んでいる内容や社会的な意義がわかることも大切で、そのあたりは土井くんと小武くんが上手に書いてくれるので助かってます。ありがとう。

認知度を高める、ファンになってもらう、というのは簡単ではないんだなあ。
これからどうしていったらいいか、まだいいアイデアは浮かんでいませんが、地道に手の届く範囲からnoteを布教しているところです。


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トップの写真は、そう、我らが広島カープの観戦に行ったときの写真です🔥(めちゃくちゃ飲みかけのハイボール)
ずっと広島で暮らしている私にとって、いたるところでカープコラボの商品や広告を見かけるのも、大型書店の中になぜかカープグッズの販売コーナーがあるのも、朝や夕方の情報番組にカープコーナーがあるのも、珍しく感じたことはありません。だけど、大学生のとき、他県から来ていた友人に、「広島ってすごいカープ推すね」と驚かれました。
今でこそ球場のチケットが取りづらいほどの人気があるカープですが、私が小・中学生くらいの頃、旧市民球場の時代は、試合開始直前でも普通にチケットが買えて、席もガラガラ、という状況でした。
その後、新しい球場ができ、「カープ女子」という言葉が生まれ、、
いつのまにか、他球場での試合であってもビジター席が真っ赤に染まるほどカープファンが増え、地元人気はセ・パ12球団中で第一位だそうです(地元民の7割がカープファンだとか)。

もちろん、観客が一時低迷する前までの歴史もあってこそ、今のカープがあるんだと思います。

私たちは、もともとは総社市との繋がりは何もない、完全にゼロからのスタートです。なかなか不利な状況ではありますが、地元の人たちにも愛される場所をつくっていきたいと思います。

あとがきのあとがき vol.18 | 中山の本棚⑤
『家族カレンダー』中村暁野

以前から小武くんがオススメしてくれていて、ずっと気になっていた本。
まだ読みかけですが、すでに大好きです!
家族って、わずらわしかったり疲れたりするけど、愛おしいものだなと思える一冊です。

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