無職日記㉑

2020年10月9日金曜日

無職生活21日め。


午前3時50分起床。

体温36度3分、血圧119/76。


昨夜の残りのうどんとインスタント味噌汁。

お蒲団に入って、もう一度眠る。

ポッドキャストで「別冊アフター6ジャンクション」を聞く。

着替えたり、いろいろ準備して、午前9時すこし過ぎくらいに部屋を出る。

買ったきり開けてもいなかったエアリズムマスクの<メッシュタイプ>を使ってみる。偶然だが、Tシャツも帽子もそしてマスクもグレーで合ってる。

うっすらと雨が降っていたが、自転車でTOHOシネマズへ向かう。

映画館で予告を観たときに、これは観なくちゃと思った。

だって芦田愛菜ちゃんが主演で、両親が永瀬正敏さんと原田知世さん。

しかも今村夏子の小説を大森立嗣が監督。ぜんぶ好きなひとだもの。

幼いころから面食いで恋多き少女ちーちゃん。子役の娘もかわいかったし、もちろん制服姿の芦田愛菜ちゃんはかわいすぎた。

新興宗教にハマっていくあまり、家族は生活水準が下がっていくのだけれど、それに伴い芦田愛菜ちゃんの私服もいかにも安っぽくなっていき、そんな姿にも惹かれた。

物語が進むにつれて、「こういう話だっけ?」と気になり出して、早くもう一度原作が読みたくなった。

上映終了後、イトーヨーカドーにある書店で文庫本を買おうと思ったのだけれど、6刷だったのでやめてしまった。単行本ならともかく文庫本に初版も何もないのだけれど。でも、どうせ買うならこの新しいカバーがいいな。

この書店、もともと2階にあって、かなりの広さがあった。ところが数週間まえ、ユニクロの折り込みチラシが入ってきて「売り場面積2倍に!」とあって、ちょっと嫌な予感がしていた。

じっさい足を運んでみると、やはり書店があった場所がそのままユニクロになっていて、ちょっとショックだった。

ところが、その後何かでその書店は1階に移転したと知って、ほっと安心した。それで早速今日確かめに行ったというわけ。


そうそう、TOHOシネマズのカードが端末を通らなかったので、係員さんを呼んでカードを交換していただいた。数年まえにも同じことがあったし。

数週間まえに行ったときが、ちょうど一年ぶりだったのだけれど、そのとき300円払って更新したのよね。もっと足を運ばないとね。

ちなみに、その前回足を運んだときに2本観て、6ポイントになったので無料で観られたのだけど、本作『星の子』はお金を払うべきだと思い、障害者割引の1000円だけどきちんと払った。


閑話休題。

本屋さんを覗いたあとは、アプリを使ってマクドナルドにチキンクリスプを3つ注文。そのあいだにイトーヨーカドーで、ザ・ブリュー350ml、9%のチューハイ500mlを買って、イートインコーナーで読書。

14時過ぎだったか、15時過ぎだったか。

そろそろ帰ろうと思ったら、外は雨が降っている。

もう一度戻って、コーヒーを買う。いわゆるコンビニエンスストアで売っているような。イトーヨーカドーだからセブンイレブンと同じかな。じつは生まれてはじめて買ったかも知れない。すくなくとも缶コーヒーよりはかなりおいしい。

コーヒーを飲んでいたら、甘いものが食べたくなった。なんとなくアタマに浮かんだのはベビーカステラ。ヨーカドーならプライベートブランド製品があるかなとお菓子売り場に。ふわふわサクサク風味のチョコをひとつ買う。

たまに食べる甘いものはおいしい。ひさしぶりに飲むコーヒーもおいしい。


読書が進むね、甘いものと珈琲。もちろん内容の面白さもあるのだけれど。

偶然なんだけど、昨日読んだ小説と同じく<「婦人公論」に連載されていた><働く40代、50代女性を描いた>内容。

ただ、こちらはノンフィクション。

平成元年に、あの有名な「ボス」と出会い、「月刊カドカワ」編集部に配属され、社員に登用される。ところが「ボス」が独立し起ち上げた出版社に移籍。そこから編集者としてひた走り、ベストセラーも生む。

著者の20年間と、<ヘイセイガンネンズ>と称する同世代の女性会社員へのインタビューを織り交ぜたクロニクル。

そこに世界の「金融バブル」を絡めたのが、本書の特徴だろうか。


今度こそ帰ろうと外に出ると、雨脚は強くなっている。

携帯型のレインコートを持っているが、このまま帰ってしまおう。

買い物をしたかったので、コープに寄る。


帰宅して、お風呂に入り、金麦ゴールド・ラガーと鶏軟骨のからあげ。

キッチンでTBSラジオ「アフター6ジャンクション」を聞きながら、買ってきた鶏むね肉を塩麹に漬け込む。

ハイボールに替え、麻婆豆腐をアテに「宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど」から「問わず語りの神田伯山」までキッチンで聞く。


寝室に戻りNHKドラマ10「タリオ 復讐代行の2人」を見る。

「アリバイ崩し承ります」に近い役回りだが、浜辺美波は魅力的なコメディアンヌであることは間違いない。


お蒲団に横になってぐっすり眠る。

午前2時ごろ目が覚めて、睡眠導入剤を服み、テレビを点ける。

テレビ東京「一夜づけ」がタイミング良く『星の子』を紹介していた。

NHKを点けると、「クローズアップ現代 大林宣彦監督の遺言」の再放送していた。

これはと思い、途中からだが慌てて録画するも、結局最後まで見てしまう。

午前2時43分就寝。






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