聴く力
こんにちは!ちえです🐻
先日、株式会社YELL取締役の篠田真貴子さんの講演を聞く機会がありました。
その際の感想や感じたことをシェアします。
自分なりのやり方
講義の初めに、過去の経歴をお話しくださいました。
その中ですごく印象に残った言葉。
ライフチャートの中でガクンと落ちている時期があったのですが、その時の状況をこのように説明されていました。
周りからの期待値と実態が乖離し始めた。
死ぬほどの努力ではなく、程々の努力でそれなりの成功を手に入れることができていた。
調子に乗っていた自分がいた。
正直、今の自分に近いところがあると感じました。
今まで程々の努力で、おかげさまで、
それなりに楽しく幸せに生きてきました。
大きな失敗もなく、挫折という挫折もなく。
もちろん落ち込むことや失敗、もやもや悩むこともたくさんありますが、ここが一番底という経験ができている気はあまりしません。
高校、大学受験も、就活も、仕事でも、周りの人にも恵まれて、自分の行きたいと思った場所に最終的に到達できているのです。
この状況が悪いことだとは思いません。
私は運が良くて、楽しくこれからも生きていくんだと信じています。
それでも、いつかガクンと落ちてしまう日が来るんじゃないか、
そんな恐怖もどこかにあります。
落ちてしまうなら早めに落ちておきたいと思うこともあります。
こんなことをたまに考えている私は、
篠田さんの
自分なりの仕事のやり方を習得できたことで回復した
この言葉は覚えておきたいなと思いました。
自分なりの仕事のやり方
今は言われたことをやる力は付きましたが、
自分のやりたいことを言語化し、実行する力はまだまだ身についていません。
身についたと自信を持って言える日がいつ来るのかはわかりませんが、一歩ずつ、周りの人にも頼りながら前に進んでいきます。
聴く力
やっと本題
聞くと聴くの違いを教えていただきました。
聞く:with judgment
聴く:without judgment
judgmentと書くとちょっと仰々しいですが。。
あなたはこういうことを言いたいのね、伝えたいことはこういうことだよね、
と話を受け取る側が伝える方が聞く
あなたはこのことについてどう思うの?どう考えたの?
とさらに深ぼることが聴く
この違いを実際に受講生同士でWSという形で実践してみました。
聞くに関しては、受け手が一生懸命頭を使って要約ができるように集中する。
聴くに関しては、相手が何を考えているのか一緒の感覚になれるように、エンパシーを使う感覚に集中する。
頭を使う部分が全然違いました。
普段の会話の中でも聞くと聴くを使い分けて、コミュニケーションというキャッチボールを楽しむことが大事だと教えていただきました。
個人的には聴くの方が難しいけど楽しいです。
自分ではない感覚にどこまで近づくことができるかのゲームのような感じ。
嫌われる勇気(岸田一郎著)の中で言及されている、共同体感覚をどこまで感じることができるのか、というイメージ。
なんかスピリチュアルみたいですが、内容うんぬんよりもその感覚に集中する時間ってあまり取れていないので、新鮮です。
普段の業務では、、
聴く力はビジネスにも役に立つ
というお話をいただきました。
Googleの心理的安全性のお話は最近有名なのでご存知の方も多いかと思います。よく会社の中でも話題に上がりますが、具体的にどういうことなのかは私もイメージしきれていません。。
篠田さんのお話の中で出てきたのは、
チームの中で話すバランスが均等である
という言葉でした。
いま私はアジャイル開発をチームの中で先陣切って取り組んでいるのですが、
どうしてもリーダーというか、代表者の人が1人で話している時間が多い。
リモートなのでなおさら、マイクを自らの意思でオンにしないと会話が始まらないので難しい。
私はチームリーダーを任せてもらっているので、一生懸命物事が前に進むように話しているのですが、
自分が話している時間が圧倒的に多いと思いました。。。
もっと他の人が話してくれることを信頼して待ってみないといけないですね。
人を信頼すること、自分の課題です。
会社が〜組織が〜という文句はいくらでも言えるのですが、
チームについては自分の見える範囲のお話なので、
チャレンジしやすい内容だと思います。
早速明日、いえ、今日からでも意識できる部分かなと!
まとめ
・自分なりのやり方を持って、自分の気持ちに従って生きる
・相手の気持ちにどこまで寄り添えるか。そんなチャレンジとして聴く力を鍛える
・チーム内での会話のバランスを見ながら、自分ばかり話すのではなく相手が話してくれることを信じて待ってみる
今日はこの辺で。
ではまた〜🐻
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