どこまでいっても絶望しかないのなら、共に笑って絶望しよう。

それを希望と呼べたらいいのに。






本日より、産休及び育休期間に入ります。

疫病の影響で、今年に入ってからは一度も決まっていたイベントへの出演が叶わなかったので、すでに産休期間のように思われていた方もいらしたかもしれないけれど。

お受けしたお仕事をすべて終えてからと決めていて、その最後のお仕事の日が、昨日でした。

すべてを思うように全うする事は叶わなかったけれど、それでも、じぶんの中できちんと区切りをつけたかったので、産休期間突入は『本日より』と表現しています。



それと同時に、8年活動したユニットも、無期限の休止期間に入りました。

それは、わたしが妊娠するよりももっと前から、ふたりで話し合って決めていた(決めざるを得なかった)ことで、たまたま色々なことが重なって、この時期になりました。

これ以後は『友達活動』に励みます。
解散でも引退でも卒業でもなく、友達活動です。

ユニットのパートナーではなく、一旦、お友達の関係に戻ります。

ユニットのパートナーである前に、わたしたちは仲良しのお友達だったんです。
とても仲良しの。

その前提があって、いつだって最強!だったのに。
いつのまにか業務連絡が増えて、ユニットのパートナーとしての存在が強くなってしまって。

パートナーである前に仲良しのお友達であったという事実を、忘れない内に気づけてよかった。

『ふたりがふたりだから最強なんだ』ということを改めて再認識するために、お友達活動をしていこうよって、お話しました。

あとは、相棒の声帯の疾患がきちんと治ると嬉しい。
わたしは彼女の歌声とじぶんの歌声が重なる瞬間が本当に好き。

ふたりで歌うことが何より大好きなふたりなので。

だから、焦らず、希望を捨てず、ゆっくり笑ってお話しながら、またいろいろなことを楽しめたらいいなって思います。

そして、わたしのお休み期間も終わったら、またふたりで『水玉ストライプ』として、ステージに立ちたい。

歌えるかどうかは分からなくても。

以前とは違っていたとしても。

どんな形でもいい。

また笑って『水玉ストライプ』をやりたい。



そのためにも健やかに過ごし、健やかに産み、健やかに育まねば。

緊急事態宣言と言うけれど、わたしはずっとずっと前から、いつだって緊急事態の連続。

どうにかこうにか生きてきたし、これから生まれる命もある。

安心できる場所が無くても、居場所と呼べるところが無くても、わたし自身がお子にとって安心できる居場所でなくてはならない。

干からびるくらい泣いたら、あとは大きく笑います。大丈夫。かーちゃんなので。






刻一刻と変わる状況に、常に順応していかなければならない。毎日。
不安なんてもうこびりついて全然とれない。

大体のひとはそうかもしれない。いまは特に。

わたしもそうです。

でも、いつでも笑っていなければいけないなんてことはないはず。
感情を捻じ曲げて蓋をして自分に嘘をついて生きて、体だけでなく心まで疲れてしまうんじゃ苦しいに苦しいが重なってめちゃくちゃ苦しいよ!!!!

泣きたいひとは、すこし泣いても、すこし弱音を吐いても、それでもいいんじゃないかと思います。
それと同じように、笑いたいひとはたくさん笑ってほしい。

だれのどんな感情も、だれにも否定することはできない。

だれにも認められなくても、じぶんで認めてあげられたらいいな。
じぶんでも認められないなら、わたしが認めます。

それぞれが、それぞれに優しくできる日々を願うばかりです。


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