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プチ断捨離で時間と心の余裕ができた話

ニンテンドースイッチ(以下スイッチ)を手放した。
『スプラトゥーン』というゲームが大好きで、腕前は大したことはないが4年ほど1日2時間ほどはプレイしていた。
だがある日ふと思い立って、スイッチを手放すことにした。

子どもの頃は家にゲーム機がなく、ゲームをする習慣がなかった。
しかしコロナ禍で『あつまれどうぶつの森』(以下あつ森)にハマったのがきっかけで、大人になってゲームをするようになった。
『あつ森』と『スプラトゥーン』以外のゲームは好きになれないけれど、『あつ森』をひととおりやり込んだあとは『スプラトゥーン』に夢中だった。
インクを塗り合う感覚や、相手を撃ち合いで負かしたときの快感、ランクが上がったときの達成感にのめり込んでいった。

子どもの頃にゲームをしなくても、始めるきっかけがあれば大人になってからでもゲームに目覚めることはあるのだ。
『スプラトゥーン2』を始めたのが、だいたい2020年くらい。
2022年に『スプラトゥーン3』が発売され、2024年7月頃までプレイし続けていた。

やり始めは上達が感じられて純粋に楽しかった。
しかしだんだんとプレイするごとにストレスの方が上回るようになっていった。
なかなかレベルが上がらなくなったり、撃ち合いで勝てなくなったり。
そうなると、時間を割いてまでストレスを感じている状況に矛盾を感じるようになった。

ゲームに夢中になる理由のひとつに、ドーパミンが分泌されることがあげられる。
昨今書籍にもなっているドーパミン中毒だ。
この連鎖を断ち切らなければ、1日2時間を無駄にしていることになる。
思い切って、いっそ物理的にできないようにしようと考えた。

そこでスイッチを手放そうという結論に達した。
結果的にいうと、これは最高の決断だった。
ゲーム時間だった2時間を読書や手帳を書く時間に充てられるようになった。
時間ができたことで、執筆活動がしたいと思える心の余裕もできた。
それによってnoteをちゃんと更新しようと思えるようになった。
良いことしかない。

もし1日の時間の使い方で悩んでいる方がいたら、まず何に時間を費やしているのかを分析してみてほしい。それが有益でないと感じるのであれば、距離を取るのをおすすめしたい。
例えばそれがスマホのゲームなら解約や退会したり、SNSならログアウトしてアプリを消してしまうとか。
はじめのうちは禁断症状がでるかもしれない。
私は今でもふとゲームが恋しくなることがある。
だけどそこで再開してはならない。
代わりにやりたかったことをやって、気をそらそう。

有益な時間の使い方ではないと気づけたのは、幸運である。
そこがプチ断捨離するチャンスだ。
これを読んでいるあなたも一度振り返ってみると、きっといいことがあるはずだ。

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