相談は笑う「毎朝、妻にネクタイをしめてもらいたい！」そんな時のアピール法

今日の仮想相談はこちらです。

★どうしたら愛する妻に毎朝ネクタイをしめてもらえるようになりますか？ペンネーム ハンドルは10時10分

はい、朝から幸せな気持ちで仕事に向かうということは、その日1日のモチベーションに関わってきます。

という事は、職場での力の発揮具合にも影響する＝お給料にもつながっています。ですから、奥様にとっても重要な案件だという事です。

たかがネクタイ。しかしあなたにとってはそれが大切なこと。毎日幸せな気持ちで「行ってきます」が言える日々を獲得しましょう！

1、2日ですぐに結果を出そうと焦らず、あなたにとって、準備・アピールタイムこそが本番だと思い、そこを手抜きせず丁寧に一定の期間続けることによって山は動きます。

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さて始めましょう。

◆まず、奥様に「君にネクタイを締めてもらうと幸せなんだ」という事を素直に伝えましょう。
きっとこう返ってくるでしょう「イヤよ、面倒くさい。締め方も分からないし」

それでOK。なにか言ってもらおうとしたりせず「そうだよね」と言ってサッとトイレにでも行きましょう。これで気持ちはとりあえず伝わっています。

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◆次の日の朝から、あなたは必ず奥さんの視界に入る所で自分でネクタイを締めましょう。決して結んでほしいアピールや、それっぽい表情をしてはいけません。

鼻歌を歌ってもいけません。鼻歌というのはゴキゲンな象徴なので、自分でネクタイを締めている＝ゴキゲンと思われてはおしまいです。

(演技に自信があるならば、どことなく寂しげな表情をするのも加えましょう。)

奥さんは、自分でネクタイを締めているあなたの姿を見てあなたが言っていた事を思い出しています。

(この段階で念を押してくるのが一般的な男性のやり方です。それではいい結果は生まれません)

支度を終え「行ってきます」と普通のテンションで言い家を出ましょう。

奥さんは何となく自分の中に引っかかりを感じていますが、韓国ドラマが始まる時間だと思い出しさっさと忘れてしまいます。

女は切り替えが早い生き物だという事を覚えておきましょう。いつまでも自分の事を考えてくれていると思ったら大間違いです。常に現実と目の前のことを見ています。

それからも1週間あなたは毎日奥さんの前で自分でネクタイを締めて出かけます。

1週間もたてば奥さんにとっても日常。ネクタイの事などもう頭にはなくなりそうな頃です。

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◆今度は、奥さんに少し音声が聞こえるような距離でネクタイ動画を見はじめましょう。ネクタイ健康法やネクタイ映画、ネクタイ刑事などネクタイに関係あるものなら何でもいいでしょう。

しかし、奥さんが少しイラついている時は絶対にネクタイ動画を観てはいけません。「なに観てるの？！」と聞かれ、「ネクタイ」と答え、準備もアピールもその瞬間で台無しになります。ムエタイの試合でも観ておきましょう。

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そんなこんなで約2週間がたちました。ここからは更に「何気なさ」と「かわいそう感」が必要です。一気に奥さんの心をつかむチャンスがやってきます。

◆あなたは “ちょっと指(利き手)をぶつけちゃったテイ” で軽〜く包帯を巻いて帰宅しましょう。

痛いアピールや痛い演技は決してしてはいけません。うっとうしがられるだけです。

◆食事の時は箸を持ちにくそうにしたり、丸いおかずとわざと落として転がしてみたり「不便アピール」は怠らずにしましょう。

その時も奥さんからやってもらうまでは決して「やって〜！取って〜！」とは言ってはいけません。

◆そして夜、あなたはパジャマを着て寝室にいます。そろそろ奥さんが部屋に入ってくるタイミングでパジャマの上からネクタイを締めて待ちましょう。

奥さんが来ました。
「ちょっと！何してるの？？」驚いた様子で奥さんはあなたに聞きます。あなたは少し困った顔で「指がこれじゃあネクタイも結べないと思って…ちょっと練習してた。えへへ」と答えます。

言葉が出ない奥さん。。
パジャマにネクタイという姿は人にまぁまぁな衝撃を与える光景です。無地のパジャマではインパクトが無いので柄モノにしましょう。

この後あなたが寝た後、奥さんはそっと部屋を出てリビングで「ネクタイの締め方動画」を観るでしょう。

山が動きました。

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翌朝、奥さんは自らネクタイを締めに来てくれます。あなたは大げさに喜んだあと申し訳なさそうに黙って結んでもらいましょう。

◆そして玄関でいつもよりもテンション高く「行ってきます」を言いスキップで家を出ます。

◆ドアを閉めたあと、まだ玄関にいる奥さんにわざと聞こえるように「イヤッホーー！」と大きめな独り言を言うのも忘れずに。

◆その日の夜は必ずちょっとしたお土産を買って帰り、ネクタイを締めてくれたお礼と、おかげで仕事が上手くいった話(嘘でいい)を奥さんにしましょう。

嘘ケガは5日で治ったことにしましょう。その間は玄関でのアピール、帰宅後の報告はしっかりします。

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奥さんは思い出します。
「君がネクタイを締めてくれると幸せなんだ」というあなたの言葉を。

奥さんは気づきます。
自分がネクタイを締めてあげた日の夫が幸せそうに出ていき幸せそうに帰ってくるという事を。

奥さんは悟ります。
このままいけばお給料アップするわ…と。

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何かをしてもらいたいと思った時、相手にただ求め、自分だけが要求を受け入れてもらえればいいのかというとそうではありません。

相手も満たされなければバランスが崩れていきます。要求する側が、相手も満たせる方法もないかと探り考えてみましょう。

さて、すっかりムエタイにハマったあなたは、胸筋も鍛えナイスなボディも手に入れました。そんな大胸筋を奥さんが放っておくはずがありません。喜んでネクタイを締めに駆け寄って来るでしょう。

パっとしなくても
ジャージだろうが
マッチョはかっこよくみえる

読んでくれてありがとう
そんな君 いい事あるよ絶対にね。