【資格 勉強法】勉強時間をいかに効果のあるものとするか。ダメな人はほんとだめ。

ヤストです、

以前にも一度記事にしましたが、

参考書の重要なポイントにマーカーを引いただけで「勉強した気」になってはいけない、
それは勉強ではなくただの作業だということをいいました。

これに関してとてもいい(良くない)例があるので記載したいと思います。

わたしはスクールに通ってたとき自習室をよく使ってました。
資格試験のスクールなので老若男女いろいろな方がいらっしゃいます。

よく自習室でみかける人のなかに、そのオーラから、ずっといるんだろうな(合格できてないんだろうな)というのか一目でわかるような、小汚ない50歳を越えているだろうおっさんがいました。

このおっさんが強烈なのは外見だけでなく、その勉強法でした。
彼は自習室にいる間、ひたすら蛍光ペンで参考書の文章にラインを引いているわけです。
ホントにずっとシューッ、シューッと一心不乱にラインを引いていました。
一度横を通り過ぎる時にちらっと参考書を除いたんですが、いろんな色のラインが全行にわたって埋め尽くされていて、漸進的なアートのようにも見えました。

こうなるともう勉強しているというよりは、ライン引きが目的になっていまして、当然必要なことは頭には入ってないわけです(たぶん)。


この例は極端かとは思いますが、それに近いことはそのおっさん以外にもよく発生してるんだと私は思っています。
ラインを引いているだけでは、あとから見返したり反芻しないと頭に定着はしないわけですが、ラインを引いて賑やかになった参考書をみてそれなりに満足してしまうことって多少あるように思います。

そうならないように、わたしはあのおっさんのことをたまに思い出して気を引き締めます。

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