今日も競馬はよそう？！　第５話：札幌記念

先日、初回のワクチン接種をしてきた。喜屋武さんは高齢のため完了しているらしい。もう無敵である。しかし、無敵に喜屋武さんもいくお店がない。世間のお店の方もなんともかわいそうな状況でもある。今週もファミレスで軽く飲もう。
「ああ、もうソロソロ終わってくれないですかね〜コロナ」
「当分というか年単位で無理ですよ。ずっとマスク。もう新入社員の顔わかんないし」
「おお男前が台無しですなぁ」
どうも喜屋武さん自身のことのようである。自慢の髭もマスクの下である。
「確かにね。マスクで損している人とかも確実にいるね」
「まあ、それはそうとレストランだともうつまみが飽きましたな」
それが言いたかったようである。確かにちょい飲み用のつまみしかない。もっとたくさん食べたい。人は豊富なメニューの中から選びたいのである。
「今週は札幌記念だね」
「おお、そうですね。秋競馬に向かっていくイメージがありますなぁ」
確かに札幌記念になるといよいよ秋競馬開催が近いという感じになる。季節感をレース名で感じ取っている競馬ファンは多いと思う。我々も間違いないところである。
「馬はどう？」
「面白いメンバーになるようですよ」
夏開催のG2である。中距離G1ホースが集まることも多いレースであり、レベルの高いレースが多い。レースレーティングなどをすでにＧ１級との話である。
「秋に向けて一足お先に叩くみたいな感じですかね」
「そだしが出てくるようですよ」
「ほう、もう忘れてるけどオークス勝ったんだっけ」
「残念ながら、着外ですよ。やっぱり距離が長かったんですかね。今回は、斤量も軽いし適距離じゃないですかね」
なるほど、そうかも知れないと思う。
「まあ人気なんじゃないの？」
「それはそうですよ。美味しいのは、ペルシアンナイトですね」
「まだ走ってんの？」
「ロートルですけど、札幌は走りますよ」
成績を見ていると衰えを感じる内容であるが、古馬を応援したい気持ちもわかる。
「喜屋武さんがいうところの昔に比べたら馬も大事にされてるので長持ちするって感じですかね」
「まあ、それもそうですが、最近でも柴田善臣とかも頑張ってますけど、若い人にはやっぱりかないませんね。横山ももう息子の時代ですよ」
「なるほど騎手ね」
「ま、それだけではないですけどね。頭までは期待できませんけど、２着はあると思いますよ。グフっ」
まあ、走るまでは言いたい放題である。我々はそういう予想をしている時が楽しく、レースは２分程度であるが、こういう時間を含めて競馬は本当に楽しい。コロナ禍でも競馬を続けてくれているJRAとお酒を提供してくれるファミレスに感謝である。


ー今週の予想／関屋記念ー

◎ 4 ラヴズオンリーユー
○ 1 ステイフーリッシュ
▲ 8 ユーキャンスマイル
△ 13 ソダシ
△ 12 ブラストワンピース 
△ 5 トーラスジェミニ
△ 11 ウインキートス
穴 7 ペルシアンナイト

買い目
3連複2頭軸
4−1-(5,7,8,11,12,13)
の6点で

当たりますように（やめときゃいいのに・・・）