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「後宮の烏」全巻読了

以前記事に書いた「後宮の烏」全7巻を先日読了しました。

率直な感想は、面白かったに尽きるのですが、切ない感じも残りました。
最終的にはハッピーエンドなのでめでたしめでたしなのですが、
感情移入しやすい小説でした。

ジャンルは古代中国をベースとした架空の国での怪奇譚というか伝奇小説になるでしょうか?

いつものように本の内容には触れずに書いていきたいと思いますが、
感情移入しやすかった理由は初めにアニメで観ていたからというのもあるのですが、登場人物の感情が非常によく伝わってきたということも大きな要因だと思います。

難しかったのは、古代中国がベースになっているので、漢字にルビがふられていてもすぐに忘れてしまい、読めなくなったことと、古代中国の風俗や習慣には詳しくないため何のことをしてしているのかわからないものもあったということでしょう。

これはひとえに私の無知からくることなので自業自得なのですが、歴史は好きですが、三国志などはゲームで覚えましたし、あまり中国の歴史は興味がなかったというのがあるのかもしれません。

今では歴史=日本史=鎌倉時代から戦国時代(安土桃山時代が正しいかもしれません)なので、歴史小説もあまり読まなくなってきているので、余計かもしれませんね。

それでも、一気に読み終えて、面白かったですし、興味深かったです。
たまには違ったジャンルの本を読むのも良いですね。

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