何もないところからつくる。

会社での仕事の話。
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営業の仕事以外にも、人事的な立ち位置で業務をすることになった。
会社の社員が集まって研修したりワイワイゲームをする日を弊社では「帰社日(きしゃび)」というのだけど
その帰社日の研修資料を作っている。
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社会人5年目、これまでの私はPowerPointを使って資料を作った経験なんてゼロに等しい。
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図形を挿入　って言うのが難しい。
その図形の角度や細さを変えて、統一する美意識がない←
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真っ白のPowerPointから、テンプレートを引っ張り出してきて
資料をまとめていく時の感覚は
『ぬぅ〜〜〜ん』
って感じだ。
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営業の仕事をしている時は
エンジニアの仕事を探して→紹介
なので
もう頭を使うとかいう段階ではなく、トラブル時以外はほぼ脳死でいつも動いてる。
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いつも脳死の人間がゼロから資料をつくると
『ぬぅ〜〜〜ん』ってなって
いつも使わない脳みそが総動員されて
気づいたら資料作りに2時間かかっていた
なんて事があった。
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営業の業務をしていても絶対にならない
「没入感」に驚く。
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やってみたら案外「楽しかった」。
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でも2時間かけてつくった資料が
パソコンの不具合で消えた時にはとてつもない絶望感も味わった。
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やったことの無いことにチャレンジするって
壁となるハードルだけは高くて
一歩目を踏み出すのにはノリと体力が無いと難しいなと思っていたけど
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必要とされているハードルは割と低くて
勿論レベル上げは求められるんだけど
最低限のハードルさえ超えて仕舞えば、
あとは自分が満足出来るまで綺麗に仕上げてしまうだけで
満足感が凄くあった。
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向いてる、向いてないを判断するほど
資料づくりを行なったわけじゃないけど
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なーんだ、私これも出来るのか！
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って気持ちがホクホクした。