名古屋でいちばんゆるい読書会 第95回 自由紹介型

本日読書会の第95回を開催しました。
開催レポートです。

自由紹介型読書会について

奇数月は自由紹介型の読書会。
ジャンルはどんなものでもOK。
雑誌でも漫画でもOK。
完読していなくても、これから読もうと思っている本でもOK。
お好きな本を紹介していただく読書会です。

参加者構成

今回の参加者は3名。
まず、リアル読書会オンライン読書会両方参加経験あり。
福祉の専門職を目指している学生を大学、高校で教えている方。
私とはプロレス好きという共通点があり定期的にご参加いただいている。
そして、先月の大江健三郎読書会にご参加いただいた方。
私の大江熱再燃のきっかけとなった方。
最後にこの読書会初参加の方。

紹介本リスト

ラブホの経営学 亜美伊新
共に生きること 共に学びあうこと 原田正樹

あなたのための短歌集 木下龍也

最後の授業 北山修

親和力 ゲーテ
古典落語100席 立川志の輔

関連書籍

玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ 木下龍也 岡野大嗣

宙返り 大江健三郎

若きウェルテルの悩み ゲーテ
檸檬 梶井基次郎
トロッコ・一塊の土 芥川龍之介

印象に残ったこと

福祉教育というものを受けた記憶のない私は、
体験学習のようなイベントに参加したら、
「高齢者、障害者に対して優しくしなければと思いました」
というステレオタイプの感想を持ちがちの大多数の人間だと思う。
それでは学んだことにはならない。
やりっぱなしのイベント参加にしない為には、
振り返りを丁寧に→大人がフィードバックが必要
ただその大人がフィードバックする能力があるか?という問題がある。

特定の人に向けた歌であるにも関わらず不特定多数の他人にも刺さる
という体験をしたのは面白かった。

まとめ

言葉の力、人に対する寄り添い方を考える時間となった。
自由紹介型は異なる読書傾向を持つ方が集まるので、参加者にとっても、運営側も話が盛り上がるかドキドキする一面があるが、偶然にも「言葉」「人」というキーワードを軸に話が展開されていたように思う。

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