読書会第119回 がんじがらめの読書会その2

本日開催の読書会のレポートです。

本日参加の顔ぶれ

本日のメンバーは2人。
ひとりは毎月のように参加してくださる常連の方。
もうひとりは8月のジェンダー読書会のリクエストをされたものの、都合で参加できなかった方。
ジェンダー読書会での紹介本をTwitterに投稿したら、興味を持たれ、たまたま興味を持たれた本の中の一部が私の選書だったので、参加いかがですかとお声がけした。

選書リスト

リスト1 多和田葉子

『献灯使』(紹介本)
『地球にちりばめられて』
『容疑者の夜行列車』

リスト2 ジェンダー

『妊娠小説』斎藤美奈子(紹介本)
『<おんな>の思想』上野千鶴子

話題にあがった作品

『本格小説』水村美苗

『この30年の小説全部読んでしゃべって社会が見えた』
高橋源一郎 斎藤美奈子
『モダンガール論』斎藤美奈子
『女坂』円地文子

『岬』
『地の果て至上の時』
『天の歌 小説都はるみ』中上健次

語られたこと

読書会全体の半分以上は『妊娠小説』から派生した女性のキャリア形成、ライフスタイル、結婚等の話題。
参加人数が少ないこともあってそれぞれの考え方が双方向で語られた。
常連の方は「この話題だけで何時間でも語りたい」と言われていた。
常連の方も私もコーチングを学んだ同士。
どんな話題も受容できる素地がある。
このメンバーだからこそ成立したのだと思う。

まとめ

この読書会の狙いは二つ

・私の読んだ本に対してどういう感想を持ってくれるか
・ふだん読まない本に対するチャレンジ

自分だったら絶対に選ばない本に挑戦する機会が得られて良かったと好意的な感想を二回を通して言っていただいた。

来年も開催したい。

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