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社会人になるまでに知っておいた方が良いこと。

  我々、団塊ジュニアの世代が生きてきた企業とこれから先の企業は
 異なるという話です。

  従業員が100人を超える会社の屋台骨として働いている30代、40代は
 働き方改革前から就業している世代です。
  我々は、時には死ぬほど、働きましたし、色々と今はハラスメント
 と呼ばれるものも、当たり前の中で、企業人を生きてきた人間です。

  私は、その時代が全て悪だったとは否定しない派です。自分に明確な
 ビジョンが無くても、必死に護送船にしがみついていれば、技術と経験が
 身につくからです。

  技術と経験は、時間と苦労の積み重ねの部分があります。
 護送船団方式が無くなった今、技術と経験という部分は個人の努力に
 委ねられたと思った方が良いと思います。
  きっちり定時内で仕事を終わらせる権利、プライベートを侵害しない
 権利を行使し続けると、プライベートでスキルを獲得する人間との
 差が出てきます。会社は結果で見る側に当然シフトしていますので、
 その差に不平を言う権利は無いです。

  世の中が働き方というものを意識し始めたので、我々も当然、
 自分たちがしてきたようには、強いません。
  ただ、私たちは、若者が会社を支える頃には、会社にいないかも
 しれませんし、体力面で昔のようには頑張れないのです。
  ただ、イノベーションがあるとはいえ、私たちが支えてきたものと
 同じように会社を支えるのは、かなり大変だと思った方が良いと
 思います。

  ここで伝えても分からないことではあるとも思います。

  ただ、1つ参考になることとしては、大谷翔平選手が日々どう
 暮らしているかは参考になると思います。43億を稼ぐ生活。
  嫌々やっているわけでは無いと思います、自分と向き合い
 最大限のパフォーマンスを出すために恐らく1年の10か月は
 24時間プロとしての時間を過ごしていると思います。

  藤井壮太棋士、彼もまた、好きな将棋かもしれませんが、それを
 プロとして極めんと24時間考えていると思います。ただ、それが
 どれだけの苦労かは分かりません。

  中学、高校で、ダンスやバンド組んでる若者。彼らも苦労はなく
 楽しんでいると思います。その中にも、プロになるべく、猛烈に
 練習して、夢を見てる人たちもいると思います。

  会社員、社会人も、どちらかというと、そちらの考え方にシフト
 しつつあると考えた方が良いのかなと思います。

  今日はこんな感じで。

  その後、妻と昼食で会話。
 30代半ば以降の人たちは、それなりに社会人として鍛えられて
 来たけれど、最近の若手は本当に打たれ弱いと看護師として
 思うとのこと。教育の仕方自体が変わったからということで、
 厳しい指導をしなくなった結果だと。

  壁・試練に負け続けたら、一生負け組になるパターンもあり得る。
 私は、小学校中学年頃から、父から時に、社会人としての人とは
 という厳しい話をされながら生きてきて、まぁ現在があり、
 今の権利型の社会観に疑問を持たないわけでは無いので、子供には
 厳しい昭和型父なのだと思います。でも、それは生きるためには
 越えなければいけない壁に当たり負け続けてしまうと、きっと
 生きてはいけないので。  

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