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システム設計とコーディング・ドキュメンティング

 この間、Xで炎上したこととか、今思う事

設計力と現在の詳細設計と基本設計

 若い人を見ていると、ある種のプラットフォームやアーキテクチャのデザインの能力は私が若かった頃よりも上がっているかなと思います。
 ただ、そのあたりが機能深化と詳細化が進んだ一方で、そのベースとなる設計力が落ちているんじゃないかという気もします。
 シンプルに原始的に、インプット、アウトプットする機能を設計することを頭にイメージしながら、設計しないと、機能実装ばかりに目を向けすぎると失敗します。

メインフレーム時代の設計が大事と感じる理由

 こんなことを言うと、何言ってんだって思われるかもしれませんが、ホスト・メインフレーム時代の設計を知っているエンジニアから教わったことの大きさを今もって感じます。
 機能としてシンプルであること、運用までのイメージも頭の中のマッピング量が少ないけれど、一番核たる部分が全て網羅されているという事実がもっとも大事です。

 要件から、設計、開発、運用までをシンプルにマッピングできているその事実がかなり重要であると感じます。

マッピング前提の設計で変わること

 何が重要か重要でないかが見えます。シンプルにその視点に立ち返れないと、色々な部分がブレていきます。
 同種のシステムで先に起こる予知も含めて設計に込めることがその後のプログラム、運用で大きな影響が出ます。

プログラムを書く仕事だけをやりたいという若者に遭遇

 エンジニアとしてプログラムを書くことだけをやりたいという若者に遭遇しました。
 彼は今後壁に当たるでしょうね。

  • 最初の仕様がプログラムのすべてではない。

  • 自分以外がプログラムを読む

  • リファクタリングの視点

  • プラットフォーム変更の視点

  • 全体のシステムイメージ理解と自分からのアウトプット視点

 新卒の彼に分かっているだろうか?まぁ分からんだろうね。プログラムを書くというだけでもこれだけの視点が要るという事です。

心の中で叫ぶ「ちゃんと設計しろよ」

 時々、ピンポイントの作業が入ってくることが有ったりしたときに、それ全体を俯瞰で見たときに、何故これがこんなことになるんだという事象に出会ったりします。
 また、全体の要件を見ずに、見えておらず何かを求めてくるケース。

 そんな時感じることは、ちゃんと設計しろよの視点です。前職の装置PCの配置や配線でもそう思った部分がありました。試験機だからって、メンテ設計の手を抜きすぎるから、保守部品交換でおかしなことが起こるんだよとか、消耗品の意識あったか?とか。

 まぁ、これも半年で辞めた理由ですかね。


 何が言いたいか良くわからん文章になりましたね。ただ伝えたいのは、シンプルに機能の枠組み理解とそれに対する、概念的設計は非常に大切ですよという事ですかね。

 今日はこれにて。



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