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小売店舗において、属性の視点からのシミュレート

考え方ですかね。

1.基準とする店舗を抽出する条件
  何を基準にするのかは非常に難しいです。1つのケースワークとして
 ①幹線道路沿いなのか、駅前店舗なのか、その他住宅街の中なのか
 ②①に対して、大型店、中型店、小型店なのか
 ③商圏(主にその店舗に買い物に行く人は、何キロ圏内か)
 ④その商圏の所得水準は高所得、中流層、低所得層か
 ⑤その商圏は、単身者、生産ファミリー層、高齢者層か
  これを店舗属性という言葉で表現しておきます。

2.基準とする店舗を抽出
  店舗属性を元に店舗を抽出します。(店舗数は統計上の妥当性に
 依存します。)
  これが今後大きく影響するので、大変な作業です。

3.基準店を元に、各店舗の属性に対するオフセット係数を作ります。
 ①店舗面積と売り上げで考えると、その比率を係数とする考えは
  あると思います。
 ②立地条件では、幹線沿いだと、車で運べるものが多く、
   駅前立地だと、1回の買い物での買い物量は限定されます。
 ③商圏は所得や、住民の種別で、売れるもの、売れにくいものを
  単品で係数を与えます。

4.シミュレート
  実際、基準にした店舗と、分析店に対して係数をかけて
 予測します。
  あと日、曜日、時間帯で見る場合、気象要素、社会情勢
 バイアスも入れないとでしたね。

5.フィードバック
  実際に係数をかけてもうまくいかないことはあります。
 それは、それぞれの単品の背景にあるものを考慮する
 必要があります。
 例)
 ①メーカーとバイヤーの関係性
 ②地域的に強いメーカーブランド
 ③タワマン・団地と経年の属性変化
 ④店長、バイヤーの意向性
 等ですかね。

販売AIやってみたい人、頑張ってみてください。

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