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当社に建築事務所が併設されている理由

当社は、昨年一級建築士事務所を併設しました。
「不動産仲介の会社になぜ、建築事務所?」と疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今日は、その理由についてお話ししたいと思います。

相続不動産=築年数の古い建物に価値を吹き込む

当社は、相続で取得した不動産の売買仲介をおこなっています。
つまり、築年数の古い建物をメインに取り扱う訳です。

そうなると、売る側としても
「こんなボロ家でも買ってくれる人はいるの?」
「もし、売却後に瑕疵があり、トラブルになったらどうしよう」
と心配になってしまいます。

築年数が古いと、当然ながら売買価格は低くなりますし、買い手を見つけることも難しくなります。

そこで当社では、予てより建物の品質チェックやリフォーム・リノベーションにより資産価値を向上させ、買い手を見つけやすくする取り組みをしてきました。

今ある建物の価値を引き出す、SDGsへの挑戦!

建物に使われる木材

数年前に、日本でもウッドショックという言葉が話題になりました。
家を一軒建てるのに、どれくらいの木が消費されるかご存知でしょうか?
なんと、90本です!

不動産会社である当社としては、”古いものを活かし、新たな価値を創造する”ことをテーマに、安全と環境に配慮した不動産流通を行っています。
築年数の古い建物であっても、安全性を確認したうえで、容易に解体せず、別の方法で新たな価値を吹き込む方法を考えます。

そうすることで、解体や建築で出るCO2の削減、資材消費の削減に努めています。
当社のSDGsに関する詳しい取り組み内容は、以下のプレスリリースでも紹介しています。

一級建築士によるホームインスペクション(住宅診断)の重要性

「古い建物をそのまま活かして大丈夫なの?」という声が聞こえてきそうですが、そこで活躍するのが一級建築士なんです!

ホームインスペクション自体は、資格がなくてもできますが、建築士の場合、建物の構造や設計を理解しているため、その事象が起きた背景まで推察し対策を打つことが可能です。
構造を理解した一級建築士がホームインスペクションを行うことで、より安全性を配慮した建物の活用方法を企画できます。

当社では、一級建築士が入念にホームインスペクションを行い、写真付きの調査書を作成しています。

ホームインスペクションの様子

新しい挑戦を続けたい

当社に一級建築士事務所が併設している理由を解説してきました。

その他にも、当社はお客様のニーズやお悩みを解決するべく、新しい取り組みに挑戦しています。
既成概念に捉われず、多様化するニーズや時代の変化に柔軟に対応できる組織体制を今後も目指していきます!

近々、また新しい取り組みを開始予定ですので、お楽しみに!

当社ではともに挑戦するメンバーを募集中です!



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