報道に思う学校に対する姿勢

アレルギーに関する報道がありました。

事故の概要を見ると、特に学校側に落ち度があるように思えないですし、これ以上の対策はできないと思います。
しかし、思うところはあったので考えてみました。

保護者の意見

 当該保護者からはマニュアルに対するクレームが出てきました。
 どういう意図で言ったのか文字だけでは図りかねますので、言及しませんが、どうも学校に非があるような報道がなされていました。

コメントの意見

 いくつか拾ってみましたが、教師側に同情的な意見がほとんどでした。

自分の思い

 今回の教員や学校の対応はこれが限界だと思います。
 反応が出て、マニュアルがあったにせよ、その通り冷静に行うことはできるかわかりませんし、内服薬やエピペンなどを打つことも練習はしていても実際にできるかわかりません。
 医療関係者ではないので、専門的なトレーニングを安定して受けていればわかりますが、イレギュラーの事態に完璧に対応できるかといえば疑問でしょう。

 アレルギーに対する知識は持っているとはいえ、対策はしてもできることは限られます。

報道姿勢に対する疑問

 本来、この報道に思うところがあります。教育委員会もただただ対策しますというだけでこれだけ重い症状の子がいれば、別室対応や弁当対応などの対策をして万全を期すまでの行動がとれていませんし、ニュアンスを見ても学校が悪い、という意識が感じられます。
 また、報道機関も学校を批判することと非難することをはき違え、ただただバッシングして教師が悪い、学校が悪い、という姿勢が変わってないように思います。

 この報道のあとに続く問題としては、この問題を自分の手柄にしようとする議員や自称ご意見番が学校を引っ掻き回すことです。
 まずは、被害にあった生徒が健康を回復することともし不信があるなら転校して対応できる学校でやってもらうか、委員会が必要な人員を加増をするしかありません。
 保護者を批判することもできますが、あくまでも児童のベター以上の環境を作ってあげることが大切だと思います。

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