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さるぶつ道場 単振動1

ゴムでつり下げられたおもりの単振動

 図1のように,ゴムの一端を天井につけて,もう片方に質量 $${m}$$ のおもりをつけたところ,ゴムは自然長より $${d}$$ だけ伸びてつりあった.つりあいの位置を原点として,鉛直上向きに $${x}$$ 軸をとる.ゴムの伸びと弾性力の間にはフックの法則が成り立つものとし,重力加速度の大きさを $${g}$$ ,ゴムの自然長は $${d}$$ に比べて十分大きいものとする.また,空気抵抗は無視できるものとし,ゴムがたるんでいるときは,おもりの運動を妨げないものとする.
(1) ゴムのの伸び $${x}$$ と弾性力の大きさ $${F}$$ の間に成り立つフックの法則 $${F=kx}$$ の,比例定数 $${k}$$ を求めよ.
(2) おもりをわずかに鉛直下方に引いて,静かに手を離したところ,おもりは単振動を始めた.単振動の周期 $${T}$$ を求めよ.
 つりあいの位置から鉛直下方におもりを $${2d}$$ だけ引いて,静かに手を離した.
(3) おもりが達する最高点の座標 $${x_h}$$ を求めよ.
(4) おもりが最下点から最高点に達するまでの時間を求めよ.

図1

 解答はこちらです.


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