納得とは何なのか
こんばんは、ふうです。
今回は大学生時代に考えていたことについてです。
みなさんは最近納得できない!と思ったことはありますか?
「納得できない」という感情って、何だかモヤモヤしますよね。煮え切らない感じというか、イライラするというか…
講義を受けていて、その説明に納得できないこと。
購入したものが値段に見合わなくて、納得できないこと。
自分が頑張ったことが認められなくて、納得できないこと。
納得できるかできないかひとつで、気分は上がったり下がったりします。
納得感ってすごく大切だなと思うわけです。
大学生の時に特に感じたのは、学問に対する納得度についてです。
大学3年生から入ったゼミの先生の口癖は
「問いを立てろ、そして考えろ」でした。
さらに「問いは答えに直結する。問いの質で答えの質も決まる」ともおっしゃってました。
その先生のもとでゼミの勉強をしているときに、この言葉と関連して「納得」について自分の中で思うことが出てきました。
それは納得レベルは人によって違うということ。
ゼミの時に感じたのは、ある事象を調べている時にその事象を納得するまで調べるとなった時、どの程度まで調べて理解納得するかが人によって違うと感じました。
では、どのような要素で納得レベルは変わってくるのだろうかと考えた時にわたしが感じたのは以下の二点でした。
①その事象に対して関連する知識があるか
②得た情報をつなぎ合わせて推理ができるか
ゼミの先生はこの二点のレベルが異常に高く(大学教授だから当たり前なんですかね)、たまにゼミの時の先生の話に全くついていけなかったことを覚えてます…(笑)
そしてこの人による納得レベルの違いは、現在のサービス業や日常でも感じることがあります。
例えばの話ですが、お店の人の対応が遅くてイライラすることってあると思います。
もしお店に自分しかいないのに提供や対応が遅かったら、それはかなりイライラします。
でももし、その時とてもお店が混んでいたらそのイライラは「仕方ないか」と少し落ち着くのではないでしょうか(個人差はあると思いますが笑)。
それはお店が混んでいる時は対応が遅くなりがちであるという経験から得た知識と、店内にいるスタッフ人数と客数が見合っていないという状況から見た推理によって、自分の中で納得感が生まれたからなのではないかと思うのです。
次も例えばの話ですが、付き合っているカップルがいて、彼氏は仕事が忙しく彼女を構ってくれないという状況があるとした場合。
仕事をしたことがない女子大学生がその男性の相手だった場合と、すでに社会人を経験している女性がその男性の相手だった場合は、喧嘩の頻度は違う気がします。
女子大学生は仕事によって構ってもらえない状況に納得できる経験的な知識がなく、モヤモヤが溜まってしまうのではないでしょうか。
逆に社会人経験のある女性は、仕事による忙しさを経験的な知識として知っており、そこから相手の状況を推理して納得することができるのではないでしょうか。
まあもちろん、例えばの話なのでそんなことはないのかもしれませんが…私はそんな気がしたわけです。
で、何が言いたいのかと言うと…
納得感があれば、きっとイライラやモヤモヤは減るのではないかと思ったわけです。
また、その納得感を得やすくするためには知識を得る力と推理する力を養わないといけないんじゃないかなと。
そう考えた場合、どんなことでも勉強して理解することは、自分の人生のイライラとモヤモヤを減らすこと、楽しい人生を送ることに直結していくんではないかと思ったのでした。
どうでしょうか、みなさんはこの考えに「納得」していただけましたか…?
この考え方も私の現時点での経験的な知識と推理によるものなので、納得できないという意見はいくらでも受け付けます🙏その場合は私の勉強不足推理力不足ですね…
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