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Mリーグ 監督の采配に意味はあるのか?

もし上記の記事を読んでいない方はまず最初に、是非読んでいただきたい。今回の記事はその続編。

今回の記事のキーワードは後知恵バイアスになる。バイアスによって眼を曇らすことなく、もし伊達がドリブンズへ入っていたらをシュミレーションするならば、おそらく2年で最大30試合+400ポイントを持ち帰るくらいの成績は出すだろう。しかし最大で30試合でありこれ以上は伊達であろうとも、ドリブンズの哲学、そのチームの方針に則って出られるということはまずない。

なぜなら繰り返すがドリブンズの楽屋ライブで村上はドリブンズの戦いにおいてこんなことを口にしているからだ。

うちのチームはどの女流が来ても登板回数は少なくなる。

ドリブンズにおいて女流の期待値がデフォルトであらかじめ低く設定されていることが村上の言葉からもはっきりわかるのだ。

昨年でも+45の丸山が12試合で-384の村上が23試合という歪な采配を敢行していることからもそれは実証済である。村上よりも明らかに良い成績を出しても丸山はわずか半分、1/2試合しか使ってもらえなかった。なぜドリブンズは箱ラス超人と揶揄された村上を丸山よりも重用したのか?それはこれまでの実績や経験等を含めた時、村上の期待値が丸山よりも遥かに高いからである

ポイント 
実は麻雀というゲームにおいて、この期待値へベットする采配こそ戦略上、間違いなのである.。それを明らかにした関連記事はnote末尾にリンク

村上のツィッタープロフィールを見ると誇らしげに数多くのタイトルが挙げられ、A1リーガーでもあると記載されている。それに比べるならばキャリア2年目の伊達が新人王を獲得したとしてもその実績の格差は如何ともしがたい。期待値は必然、伊達<<<<村上となり、試合数もどれだけ負けようが村上に数多く割り振るのがドリブンズの期待値スタイルなのである

しかし実際の伊達はM通算(ポストシーズンも含む)の成績ではすでに+700ポイント超えて、歴代1位に躍り出ている。

ここで重要な指摘をしておかねばならない。それはもしドリブンズ伊達が誕生していたとして2年通算+400の結果を出した時、ドリブンズは俺たちの育成は成功したと喧伝していた可能性が高いということだ。

他のチームであったなら伊達の力を存分に生かし+700もチームに持ち帰ってくるポテンシャルを持っているにもかかわらずにである。すなわちドリブンズはその監督の能力故に+300ポイントもロスしていたのかもしれないということになる。どこに基準を設定するかで評価は相対的に変化する。

実はこのことは監督の采配がチームの浮沈に大きく関わっていることを示唆している。監督の未来を読む力や選手の登板させるタイミングでチームの命運も実は変わるということになる。

Mリーグ 監督の采配に意味はあるのか?

ドリブンズの戦略的に不味い期待値采配を通して、それは間違いなくYESであると当noteでは断言する。

ドリブンズの未来はどうなるのか?

丸山に敗北したすべての責任を負わせて男3人残留となるのだろうか?もしドリブンズの監督が責任を取らないとすれば、おそらくドリブンズというチームはMリーグにおいて最弱にして最も人気のないチームへ転落してゆく未来が待ち受けている気がする。

Mリーグでは監督の持つ役割が他のスポーツに比べてまだまだ過小評価されている。それだけリーグとしての成熟度が低いことも意味している。

下記のnoteで期待値采配の是非は理論的にグーの音も出ない形でケリをつけた。このnoteを読めば、ドリブンズの期待値采配のどこが理論的におかしいのか?はっきりわかる内容となっている。おそらくここまで明快にそのおかしさを指摘しているnoteは他にないだろうとは思っている。





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