なぜドリブンズ主義の期待値采配が戦略的にダメなのか?理論的にわかりやすく
一般に麻雀に限らず勝敗の結果をもたらす二大変数として(実力、運)がある。
例えば将棋では歩から飛車角・金銀まで全くの同じ枚数 同じ戦力で戦うために結果ガチの実力勝負となり、運の入り込む余地がほぼ皆無であるため、素人とプロが戦っても100%プロが勝つことになる。
ところが麻雀の場合、配牌のスタート時点でドラがアンコの手牌になっているなど戦力そのものも違えば、裏ドラが何枚乗るか、一発で自模れるなど、運の要素が将棋に比べて遥かに大きく、1戦だけなら素人がプロに勝つことは十分あるだろう。
一般に麻雀は70%運 30%実力と言われているようだが、それは個人的な肌感とも一致する。いずれにせよ実力(=期待値の高い)のある多井や堀がシーズン通して今年-を記録したように、麻雀が運の要素が大きいゲームであることはまず間違いない。もし麻雀が実力優位のゲームというなら、期待値の高い選手は必ずや高止まりするはずが実際はそうなっていない。
例えば野球でもセイバーメトリクスという統計学によって運を示す指標BABIPがあるが、イチローがどんなに運・不運があってもシーズン終えてみれば日本では7年連続首位打者を獲得した。同様に本塁打にも運を示す指標はあるが野球は実力優位のゲームであるため王貞治もどんなに不調があっても13年連続本塁打王を獲得した。
あるいはこういう言い方もできます。イチローが首位打者獲得した次の年にリーグ平均以下の打率250へ落ちることや王が翌年、突然ホームラン数が10本台へ激減することは現実的にまずないが、Mリーグでマイナスとはリーグ平均以下を意味し、選手の成績が+圏にいったり-圏にいったりMでは成績的に上振れ下振れ当たり前、現実にあり得るわけです。Mリーグの魚谷がMVPを獲得したかと思えばリーグ最下位を争っていたりする。
以下 ここから深謀遠慮を気取る越山の期待値戦略を理論的にわかりやすく痛快なまでにピンぼけ扱いにしてゆく。よかったらご笑覧ください。
の続編であり、この記事でとどめを刺す。
このnoteを読むと園田が麻雀遊戯王で14分くらいから語っているドリブンズ主義の期待値采配が如何に間抜けなことを言っているのか?論理的にまざまざと理解できるようになるはずです。もし他のnoteの説明の方が優れていると思ったなら遠慮なく返金申請してくださいませ。
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