【映画】~笑えばいいと思うよ~『死の実況中継』
今回は2014年の日本作品「死の実況中継」です。
*ネタバレがガッツリあります。
【あらすじ】
モノマネをしていたら背後からご本人登場。
【感想】
恵まれた設定から、狙ってるのか天然なのかよくわからない笑い。そこがグッド。
メールに添付された動画を見ると、赤服の女(以下「赤服」といいます。)が、見知った道を…そう、動画を見た者の自宅に続く道を走ってくる映像。
最終的には動画に自分の顔が映り、背後にはハサミを持った赤服が…
ありがちなシンプル設定を現代風にアレンジした感じでよい。
ただし、赤服が走る動画が基本的に定点カメラからの映像なので、
実質「全力坂」
です。
ストーリーには一切工夫がありませんが、終盤にちょいちょい笑いを挟んできます。
終盤、主人公、旧友(病んでる。赤服のリアルモノマネをして主人公を襲った結果、ご本人登場。)、大学からの友達の3人で赤服から逃げます。
主人公が、赤服が主人公を狙ってることに気づき、赤服を自分に引き付けようとしました。
すると大学からの友達は「自分の人生は自分で切り開くしかない!」と叫んでさっさと逃げていきました。えぇ…
その後、主人公は建物屋上に追い詰められますが、旧友が駆け付けて赤服ともみ合います。その結果、赤服は屋上から転落しました。しかし、明らかに自分から落ちにいっている。
お前は脚本が「落ちろ」と言ったら落ちるのか…
旧友は赤服との揉み合いの最中、腹部?をハサミで刺されました。
主人公は倒れた旧友をかかえ、2人は「生まれ変わったら~」とかいう会話をだらだら始めます。
落ち着くな。病院に連れていくか救急車を呼べ…
(主人公が気づくともう朝で、旧友は既に事切れておりました。主人公はショックを受け、悲しみに暮れましたとさ。エイメンエイメン。)
なお、主人公と旧友の恐怖表現が終始「過呼吸」でしたが、もっと、こう…あるだろう!?
【結論】
キャストが全般的にやりにいっている。
死にかけの人を放っておくと場合によってはマジで殺人罪になる。
ではまた。
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