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#010 世界最速のママチャリ計画『リアブレーキ交換編(キャリパーブレーキ取付)』

ようこそ世界最速のママチャリ計画へ。
みなさんこんにちはみっつーです。

さて今回はリアブレーキ交換編をお届けします。
そもそも何故ブレーキを交換するのか?についてお話しをしたいと思います。

●何故ブレーキを交換するのか?

いくつか理由はありますが、まずはホイール交換に伴いブレーキもなくなるからです。もともとママチャリにはドラムブレーキ(バンドブレーキ)というブレーキがついています。これはホイールと一体化のため、ママチャリのホイールを外すとこのブレーキも一緒に外れることになります。

※因みにドラムブレーキ(バンドブレーキ)は以下のような仕組みになっております。

理由その②
あとは何といってもキャリパーブレーキに交換することで、ブレーキの効きが大変良くなります。

●キャリパーブレーキの取付

プロントブレーキ交換編の時にご紹介しましたが、ママチャリは泥除けがあるので、それと干渉しないように大型のキャリパーが必要になります。

装着するのはフロントとセットのこちらです。


●キャリパーをどこに取り付けるのか?

さて次にどこにキャリパーを取り付けるかですが、ここに取り付けます。

※因みにロードバイクやクロスバイクなど普通この場所についてます↓

●どうやって取り付けるのか?

キャリパーブレーキは制動時に相当な力がかかるため、ガッチリ固定しないと外れたり、ズレたりする危険性があります。そこでガッチリ固定するために購入したパーツがこちら。

◼︎《特注ステンレス》競輪 ピスト NJS フレーム等 リヤブレーキ取付台座 ハンドメイド

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本来はピストバイクや競輪用の車体に使われることを想定して作られたパーツみたいです。

●穴あけ作業

キャリパーブレーキの受けのボルトが入るように1枚だけプレートの穴を広げます。8mmのドリルで穴を広げます。

◼︎Before(穴広げ前)

◼︎After(穴広げ後)

無事に穴を広げることができました。が、プレートが硬すぎて穴を空ける作業だけで3hかかりました。。。。

そしてこの広がった穴に受けのボルトをはめます。

うむ。バッチリサイズです。

そしてこのパーツを車体にあててみます。最初はこの位置(下写真)で固定しようとしたのですが、キャリパーがホイールに届きませんでした。。。

そのためこの車体番号ご刻まれているフレームに穴を空けてフレームと一緒に固定することにします。まずは自転車を逆さまにひっくり返します。

そしてドリルで穴を空けます。

ここにプレートと受けのボルトを通します。

長さ調整のためにワッシャーを3枚重ねて追加。そしてシフトケーブルが干渉したため、フレーム側の導線には通さずプレートの下を通しました。

そしてキャリパーを取り付けてガッチリ締め込みます。これが中々真っ直ぐ入らず苦戦しました。。。

最後にホイールを取り付けてワイヤーも張れば完成です!!!

いやはや何ともいい感じで取り付けできました 笑。
試しに制動力テストをしたところ半端なくブレーキが効きます!!!剛性もバッチリです。

●最後に

いやはやこのリアブレーキ作業とても大変でした。。。ただその分達成感を高く感じる作業でした。

普通の人には全くわからない感覚だと思うのですが、私としてはこんな場所にブレーキキャリパーが付いているだけでもワクワクしてしまいます笑。

さて、ほぼほぼカスタムも終了です。残すところ微調整や細かいところのセッティングのみになりました。次回は細かい部分の作業を掲載する予定です。
それではまた次回!!

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