【小説参考資料】  第四話 朔風花払

現在、花巡る暦シリーズと題して、一話完結型小説の第四話までnoteさんで公開させてもらっているんですが、特に第四話については、ファンタジーと言いつつ現実とリンクしている部分もあるので、参考資料として紹介しておきます。
以下、外部リンクになります。


・宇津田姫


京都大学貴重資料デジタルアーカイブより

里村紹巴さとむらじょうは匠材集しょうざいしゅう
画像選択左列53行目。 上の画面向かって一番左端の記載がそれです。
当たり前に、いろは順に書かれています。
ほんの少しの手間で、家でこういうのが見られるというのは、すごいな。
膨大な量のこれらを纏める手間を考えると、無料とはありがてぇ、ありがてぇ。


・玄武神社


玄武神社HPより


人混み嫌いから、最近の京都はなかなか訪れる気にもなれず、ここはまだ実際には行ったことないんですが、写真で見る限り、今は池はないっぽい。
昔は池があったとHPに記載があるので、お兄ちゃんが通っていた頃にはあったことにしました。
住宅街にある、見た感じではなんて事のなさそうな神社ですが(失礼)、
小さいながら由緒があり、お祭りも続けられていて地域で大事にされている神社です。
地図で見ると、大徳寺に近く、小野篁おののたかむら卿(!)と紫式部の墓所もすぐそばにあります。最寄りの駅は鞍馬口かな。


・藍 関連

https://tokushima-bussan.com/crafts/awa-ai/

公益社団法人 徳島県物産協会さん

https://www.awainbe.jp/tsuushin/katsudo/hokoku/h002/

一般社団法人 忌部文化研究所さん


徳島県物産協会HPより藍の花


今時は、Japan blueなどと小洒落た言い方をされる藍染ですが、これ書くまで、特に阿波産のものに関しては、猿田毘古神が関係あるとは知りませんでした。 検索かけている内に、偶然、発見。
猿田毘古神ってどうにも謎な神様なんですが、ますます謎。
天孫降臨で迎えに出たことから、道を開く神とか旅の神様とか言われてたり
するんですが、こんな祀られ方もしてるんだ、へーっ、と思ったところから、ちょいネタで採用しました。


・出雲大社 神在祭

https://www.kankou-shimane.com/mag/1013.html

公益社団法人島根県観光連盟  島根観光ナビさん


島根観光ナビHPより


出雲は個人的に何回か訪れたことがあるんですが、祭りの最中に行ったことはないのです。一年に一回の会議だけあって、期間長いな。関係者、大変だろうなあ……。こちらも旧暦によって期間が定められています。
余談ですが、昔、母の知人がお子さん二人の縁結びを、祭り期間中ではなかったと思いますが、それぞれお願いに行って、どちらもそう間もなく見事に叶えてもらったそうです。その方は島根県外から訪れたのですが、その道中では一言も話さなかったそうで。ご縁を求めている方など、一度、チャレンジしてみるといいかもしれません。
大国主命については、熊手を買った帰り道とかも「福が逃げるから家に着くまで話しちゃいけない」とかよく聞くんですが、なんででしょう?
一言主神と関係あるのかな、と思うんですが、大国主命との関連がどこにあるのか、よくわからんのです。
ところで、出雲弁は、「西のズーズー弁」って言われているんですってね。


・チョコレートがけのカステラ

明治時代からあるお菓子で、夏目漱石せんせーもお好きだったそうです。
小説「虞美人草」にも出てきます。
そんなことから、採用。
開国以来、西洋から砂糖の輸入がされるようになって、それまで高級品だった砂糖の値段が下がり、庶民向けに様々なお菓子が作られるようになったそうです。


暦についてとか四神相応についてとか、他にも調べたことは多々あるんですが、大まかにはこんなところです。wikiさまさまです。


これまでスキをして下さった方、フォローして下さった方、ありがとうございます。
読んでいただき、感謝です。