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工作舎におけるブックデザインの潮流(『STUDIO VOICE』2007年7月号)
日本語によるデザインの実験 杉浦康平とその系譜
可読性を高めることがブックデザインのすべてなら、適度な行間と適度な余白に主張の少ないフォントをのせた、ペーパーバックや文庫本のデザインが一番素晴らしいことになる。しかし意味内容から想起される世界観を増幅させる装置としてデザインをとらえた場合、紙とインク、罫線の長さと太さ、書体の選択、写真と本文の配置バランス、前後左右のページのコントラストといった、あらゆる要素に対して再検討が必要になり、そこで何を決定するかがデザイナーの個性となる。
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2,351字
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