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ロゴがめちゃくちゃ好きな雑誌5選

リハビリ的に、雑誌の話から更新をしていきます。

ワタシは雑誌が好きなのですけども、こう、何万冊も買ってるとですね、嫌でも分かってくるのですが、雑誌のロゴというのは基本「読める」ように作られてるんです。当たり前すぎますが。ただこれが、慣れると普通すぎて面白くなくなってくる。なので、たまにロゴが特徴的な雑誌を見つけるとテンションあがるんですわ。今回はロゴが好きな雑誌をランキング形式で紹介していきましょう。あ、中身もいいです基本的に。

第5位・『H』(ロッキング・オン)初期ロゴ

第5位は『H』! 1文字の雑誌名というのもすごいのですが、このロゴ、見てくださいよ、なんなんだこれは。よく見ると普通の「H」の外側に立体感を与える線を足してるだけなのですが、よくやったなこれ、という。読みにくいと誰もが思ったのか、このちょっと後に斜体の読みやすいロゴに変更されました。これが雑誌のロゴということに感動します。ロゴデザインは中島英樹さんでいいんだっけ?

1文字雑誌では2006年くらいにBEAMSが出した『B』という雑誌があって、それは松本弦人さんがデザインしていました。その表紙も良いです。

第4位・『まんがNo.1』(日本社)

第4位は『まんがNo.1』! 赤塚不二夫が海外パロディ誌『MAD』に影響を受けて創刊した漫画雑誌で、実質的な編集長は長谷邦夫でした。このロゴを初めて見た時は得体のしれない衝撃がありました。ロゴっぽくない!と思ったんだったかな……。1972年創刊なんですが、まだコンピュータなんて庶民の手元には存在していない時代です。それでこのギザギザのドットっぽいコンピュータ文字表現はかっちょいい~~!! デザイナーは横尾忠則!

まあその後、1960年代後半に創刊された『デザインジャーナル』のロゴとかが同じくデジタルっぽいロゴを採用していたのを知るんですが、先に知った方を選んでしまいますなあ。

世代的に、ってことなのかもしれませんけど、ドット表現ってワタシの脳天を直撃するんです……。服部一成デザインの2000年代前半の『流行通信』に惹かれるのも、最初は「ドットじゃん!」って思ったからの記憶がある。

なので、ワタシに反応されたかったらzineの表紙はドットにしましょう! 誰に言ってるんだ感!

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2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定の定額マガジン(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。あとnoteの有料記事はここに登録すれば単体で買わなくても全部読めます(※登録月以降のことです!登録前のは読めない)。『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』も全部ある。

2001年以降に雑誌等に書いた記事を全部ここで読めるようにする予定です(インタビューは相手の許可が必要なので後回し)。テキストを発掘次第追…

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