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124 文化祭と担任の私

体調を崩し、しばらく休んでいました。

そうこうするうちに、文化祭の取り組みが本格化。
劇の準備やクラスTシャツの構想など、やることが山積しています。

昨年、文化祭の準備に口出しをしすぎました。
自分では口出しと思っていなくて、手伝っていたつもり。
その「つもり」が曲者で、生徒の邪魔になっていたのだと
あとから起こる出来事で痛感しました。

高2の娘に話すと「担任は黙ってたらええねん。」と。
最近は判断に迷ったら娘の言う事を聞くようにしています。
今回も「それもそうだ」と思って、
今年はもともと距離をとっていました。

僕がいないうちにいさかいが起こっていた様子。
学年の先生から連絡は受けていました。
でも、そうか、というだけ。

昨日、用があって職員室を訪ねてきてくれたウチのクラスの子から、
あらかた様子を聴きました。
聴いてケタケタ笑う僕を見て「笑ってる場合ちゃうし」と
半分怒って、半分あきれ気味の様子。

文化祭って生徒のものなのに
担任が自分の手柄にしようとして、
他のクラスと差がついたらいけないと思って、
失敗させたらいけないと考えて、
トラブルが起きたら困るとあわてて、
結局邪魔になっていることに気づかず手を出してしまう。

そしてこういう投稿をして悦に入る自己満足の大人。
俯瞰する自分を俯瞰して、文化祭を迎えようとしています。

高校3年生の子たちの文化祭がどうかうまくいきますように。

うまくいったと思うように、
あったこと起きたことで話すことを自分の準備としようと思います。

スギモト