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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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おじさんの時間、星野道夫さんの時間。

(ソーシャルディスタンスな日々よりずっとむかしの日記より) 目の前に座っていた人が、はら…

藤井風「満ちてゆく」に満たされて。

リリースされてしばらく経っているので 後だしジャンケンなところは否めない。 藤井風の「満…

いちばんすきな花、すきなものを言葉にすることの難しさ。

ショートケーキのてっぺんのいちごは 一番最後に残しておいて、土台にも載って いないいちごを…

プリンスへ捧ぐその熱量。「推し」では語れないアーティストへの愛し方を知った。

とてつもない想いに触れた時、気持ちはふるえる。音楽って不思議だ。音はずっとそこに立ち止ま…

偏愛している今日の言葉たち。

いつの頃からか、日記帳の中身が 変わってきた。 10代の頃といまとではかなり違う。 若い…

やがて、ブランケットになってゆく言葉。

夜おそくに目が覚めて がばりと起きて カーテンをめくると 霧がでていた。 向いの家の屋根や…

茶髪をやめて、黒く染めたあの日。

髪を染めたことがかつてあった。 ビールとオキシドールで染めていた。 高校生の頃。 わたしの通う学校では髪色検査と パーマ検査があった。 わたしは天パだったので、なぜか天パは 目の敵にされる。 天パは、遺伝です。 生まれつきです。 生まれつきを校則の中で疑われるって どういうことなんだろうと。 理不尽を感じながらも、 もちろん校則的にはやっちゃ いけないことだったのを承知で。 このやっちゃいけないことって いうことをやっっちゃっていた。 個人的な

裸のままの言葉で、ごめんね。

わたしにとってTwitterはいまかなり 大事な場所になっている。 ガシガシ営業してますとかじ…

友達に贈ってもらった言葉が、しみる夜。

最近気持ちがざらざらしている。 指で撫でたらちょっとささくれだって しまうぐらいの感じで…

私らしい私は、まだみつかっていないけれど。

物を書いたり作ったりしていると。 色々な方から批評されたりスルーされたり 色々だけど。 …

#呑みながら書きました たすけてほしいときはこえをだすんだよ。

#呑みながら書きました 今回も参加させてもろうてます。 誤字のフリマみたいなわたしは こ…

捨ててしまった手紙のために。

誰かが書いてくれた手紙を捨てたことが ある人はどれぐらいいるのかわからない けれど。 わ…

『星降る夜に』、やさしさが刺さる夜。

朝と夜。 星と太陽。 日陰と日差し。 あるとない。 復讐と愛を注ぐということ。 生きてゆ…

ごめんなさいを、言わなかった。

これは自分のために書いているのかも しれない。 きっと自分が楽になるために。 そうすることがいいことなのか どうなのかわからない。 SNS的でなにかを書くということ その向こうに誰かが読んでいる ということにまだ不慣れなのかも しれない。 とりわけ家族について書くことは なんども自問してしまう。 人はいつか記憶を失うものだし。 そばで暮らしている大切な人が 覚えてほしいことを忘れてしまう ことに今年からずっと直面している。 時々、記憶が揺らぐから