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ちいさな言葉の欠片たち(エッセイ)

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あの日のあの言葉って、納得いかないんだけどとか。誰かが言ったちょっといいなって言葉を紹介しながら、まるで日常なエッセイや日記書いています。
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2022年8月の記事一覧

屋台のおじさんに、店番を彼とふたりで頼まれたときの話。

夏が終わって、秋も真ん中あたりになると 温かいものが欲しくなる。 今はほとんどいかないけ…

#子どもに伝える私のしごと。言葉にできない日々があっても。

どんな大人もちいさな子供の頃が あったんだなって思うと不思議に なる。 叱られている時に…

Twitterはじめてみたら、文章との付き合い方が見えてきた。

わたしはどうやって書いていたんだろう。 noteを2年近くあまり休むこともせずに 書いていた…

こたつラジオでお話していたら、これも自分のトリセツだと気がついた。

SNSとはずっと無縁のままでもいいなって 思っていたので。 わたしがTwitterを始めるなんて思…

父が描いた絵に、さよならの時の父の背中を思い出していた。

父親が定年してから、はじめたのは絵画だった。 昔から、絵を描いて暮らしてゆくのが、 夢だ…

言葉より、文字が好きです。#やってみた

最近、手紙をひさしぶりにもらって。 やっぱり手書きっていいよなって、 思っていた。 便箋…

思い出に、抱きしめられる時。

映画とかで、時々ハグする人たちをみるに つけ、あれは発明だなと、思う時がある。 猫とハグしていた時もそうだけど。 祖父がハグしてくれた時もそうだけど。 ハグって、包まれている時間のことだよね。 って、つぶやいてみる。 わたしにとってハグの体験は数少ないので ふいに思い出すのは、ユリちゃんのことだ。 ユリちゃんは小学5年生まで、同じ学校に 通っていた帰国子女だった。 すらりと手足が長くて、頭の髪の毛はもじゃ もじゃっくるくるっとしたショートカットで かわ

文章のなかに、そのひとの眼差しが見えるから、好きになる。

誰かの書いた文章を好きになるときって どこが好きなんだろう。 わたしはまだ見たことのない…

三田村さんのことを書いたら、「俗世に向いていない」認定を岸田さんにしてもらいまし…

大人という年齢になってずいぶんと 経ちますが。 おとなといっても、わたしはまだ おとなであ…

ひとりと、ひとりのままで、生きてゆきたい。

ちいさな紙の束を束ねる。 はじっこをできるたけあわせて、 ばらばらにならないようにカキン…

『空白を満たしなさい』が、救ってくれたもの。

死んでしまったあの人がよみがえって くれるとしたら。 あの頃なんでもするって思っていた。…

カタチになるか、どうかじゃなくて、描きたいから、描くんだ。

世の中にある作品は、すべて最終形なので いつ、アイデアが生まれてそれが形になって いった…