人々はゲイブ・キッドの何に感動したのか

OZAWA効果がここにも。

OZAWA選手の動向が気になり、日本で初めてPPVを購入してしまったことは先日書いた次第。で、素晴らしすぎるものを目の当たりにさせられてしまったオレは改心したのである。

「話題になっているものはどんどん見てみるべきだな」

と。そんなわけで、今度はNEW JAPAN WORLDに加入してみた。ノアの正月の話題を一気にかっさらったのがOZAWA選手だったならば、新日本は……

おそらく

ゲイブ・キッド選手であろう。

今年の東京ドーム2連戦。耳に飛び込んでくる話題といえば

「ゲイブに感動した」

「ゲイブありがとう」

などなど、ゲイブに関するものが最も多かったような気がしている。で、オレ。昨年末に福岡の某所で、実はゲイブと会っているのだ。しかし、そのときのことは話の流れの都合上、最後に書くとして。その前に……

誰も知らないと思うのだが、2019年7月20日イギリスのSouth Side Wrestlingという団体で、オレとゲイブはシングルマッチをおこなっている。そのときの動画がこちら。

ゲイブのWikipediaによると

【2019年6月29日、新日本プロレスの選手が多く参加したレボルーション・プロレスリングの興行が開かれ、キッドは第1試合でカール・フレドリックスらを相手に6人タッグマッチを行い勝利。その試合後、新日本プロレスLA道場コーチの柴田勝頼をリング上に呼び、「強くなりたいなら俺について来い」と言う柴田と握手を交わし、LA道場入りを表明した】

と記されているので、この時点では新日本の海外支部にこそ触れてはいるものの、まだ来日には至っていない時期。当時、彼と交わした会話の記憶からもそうであったはず。あのとき、ゲイブはこう言っていた。