108.月への願い
満月だった。
満月なら何か特別なイベントやるのかな?と思い、Greenwich天文台にいってみた。
結果、何の変哲もない日だった。(Greenwich天文台にとって)
なんだけど、もともとGreenwich天文台のある公園はとても波動が良いし高い。
さすが経度0線なだけある。
この高次元の場の空気を吸うことと、プラネタリウムに行ってみる目的で向かった。
アンジーさんがカメラマン時代だった時、撮影でドイツに行ったことがある。たまたま宿泊先のそばに世界最古のプラネタリウムがあると聞いて、行ってきた。
イエナというエリアにあるんだけどなんで読むのかな?
あの時は英語もドイツ語もわからないし、なんならドイツ語と英語の差もわからない。
ザ・外国語ってわけだ。
仕事の時は、通訳さんがいたし全て日本人のコンダクターの方が案内してくたから、言葉には問題がなかった。
そのことを懐かしく思い出して、今一人でイギリスのGreenwich天文台前にいるとは。
当時想像もしてなかった。
チケットを買ってプラネタリウムの中に案内される。
寝転んだ状態になるまで倒れる椅子に座る。
席は自由席。
まだ座席が、普通の椅子状態の時に
案内人の方が今日のプラネタリウムの内容について話す。
この日は火星についての話。
火星からその周辺の星空探検をするとのこと。
なんかのキャラクターを用いたジョークを言ってて、
会場にいた子供たちは大爆笑だった。
なんのことかわからず、置いてけぼり。
約30分の宇宙旅行が始まる。
真っ暗から宇宙の星空に。
美しかった。
終わりに、また案内人の方が出てきて
「今夜は満月です。ロンドンの夜空もぜひ見上げてみてくださいね。美しく曇ってるんで。」
とまたジョークを言って、会場ドッカーン。
ほんと天気ネタ好きやわ。この人たち。
お土産屋さんには宇宙好きならテンションの上がる小ネタアイテムが並んでた。
私は、何も買わなかった。
終わってから、天文台のカフェに行った。
紅茶を頼んで、外のテラスで頂いてたら
蜜蜂、、、いや、普通のハチがいっぱいやってきた。
イギリスは蚊が少ない分ハチはめっちゃいる。笑
蚊も迷惑だけど、ハチの攻撃力アップにはちょっと滅入る。
だけど、こちらが涼しげな顔してれば悪さしない。
「あら、ハチさん」
くらいでOK。
ゆっくり景色を堪能して、そのあとはGreenwichマーケットでフラフラして、帰路につく。
当時の滞在先から約1時間かかるGreenwichは、私にとって特別な場所となった。
ここに住みたいなぁと強く願った。
満月は願いが叶いやすいということを、信じて願った。
(ご存知かとは思いますが、本当に叶いました^^)
月はすごい、宇宙はすごいです
プロポーズまであと408日
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