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映画~4年前に離婚してから「今まで出来なかったことを全部やってやるんだ!!」と意気込んで始めたこと~③



映画を映画館で見たくなかった

結婚してから直ぐだったか
一度だけ映画を見に行ったことがある。

スター・ウォーズ エピソード1

言わずと知れたアナキン坊やのアレである。
面白かった覚えはあるが、先にも後にもスター・ウォーズシリーズは
それが最初で最後であった。

当時、元夫が音響オタクで機材を揃えて
映画を家で見れるようにしたいとこだわり、
スピーカーやらいろいろ取りそろえたがあまり気が進まなかった。
なぜなら、壁の薄い古いアパートだったから。
重低音のスピーカーとか、確かに素晴らしい。
でも、そんなものは非日常でみるからいいんであって。
つーかそんな重低音近所迷惑だし。
と、私なりの対抗心で
あと、勝手に機材を触ると怒られるので殆ど家で見ることがなかった。
何より、先日のnoteにも書いたが、何かしらテレビで見ていると
いらん蘊蓄が始まるのだ。

いや、あんたの解説いらんし。

言わずもがな、当然ちゃ当然なんだが、
これが恥ずかしくて、一緒に映画館に行くのが嫌だった。
当時は、まだ完全予約制の映画館というものが少なく、
地方の片田舎の映画館だったから人入りもまばら。
隙あらば何かしら言ってきても少々なら周りにも聞こえないレベルの。

「映画高いしね。贅沢だよね」と、適当なことを言って
行かないぞオーラを出していた。


そうだ映画を見に行こう~ババアになって思わぬ落とし穴にはまる~

職業訓練になれてきて1ヶ月位たったころ。
周りの人とも打ち解けてきて、雑談ができるようになっていたころだった。
「ボヘミアン・ラプソディ良かったわ~」と、お姉さま方が口々に言いだした。

ボヘミアンラプソディの歌自体は好きだけど、クイーンってそんなに興味あったっけ、私・・・と考えてちょっと二の足を踏んでいた。

そんなある日、子どもらが泊りで居なく、私一人の日があった。
引っ越したばかりで、部屋もそんなに汚れてないから、
朝から時間を持て余していた。

「そうだ映画に行こう」

と、思ったが実は冒頭にでてきた近所の映画館はもう何年も前につぶれて、
行くとしたら、最短でも車で一時間のところ。
どうしたもんか・・・とは、思ったが気分転換したかった
「よし!いくか!!ポップコーンも買っちゃえ!!」と
小学生が初めて映画館に行くかの如くワクワクしながら
劇場に向かった。

で、肝心の映画はどうだったかというと
この後、スクリーンXにたどり着くまで、ラストのライブシーンが見たいがために7回ぐらい見に行った。
でも、どうしてもフレディ役の人に気持ちが入らなかった。
というのが、他の役者さんが、完っ璧に(容姿が)似ていたからだ。
古株のファンの方々は、フレディの動きが完璧だったと絶賛していたが
私は残念ながら世代じゃなかったのだ。つまり、動いてるフレディを知らなかったのであった。

そして、映画鑑賞にあるまじき、トイレ問題に悩んでいた。
多分、冬で寒かったんだと思う。
完全に中年である。ババアである。
下手したら、2回ぐらいトイレに立つことがあった。

先日、2年ぶりに映画館に入った。
そう。トップガン・マーベリックを見るために。
2時間半はある映画中、一度もトイレに立つことはなかった。
やっぱり寒さのせいだと思う。


結論

映画を見るなら、夏場だな。と、学んだ46の夏。

因みに、ボヘミアン・ラプソディを見た後

アリースター誕生(レディガガ様のやつ)
ロケットマン(エルトンジョンのやつ)
ジョーカー

を見ている。
どれもメンタルきてるときに見るもんじゃないなと、
あと、デートでは決して見てはいけないと思う(偏見)



余談

のちに気付くのだが、随分前からiPodにいれて、カーステレオでクイーンをヘビロテしていて、子供らが we will lock you を「きゅっきゅっしゃっ(リズム)」と口ずさんでいた。私、クイーン好きでした。その話はまたの日に。




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