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全選考1on1の1時間面接。「あえて非効率な採用」に込められた想いを、採用担当が語る

先日、日本経済新聞に、一対一形式で約1時間をかけるバイセルの新卒面接手法について掲載されました。

記事の中で、新卒ビジネス総合職採用において「あえて非効率を選ぶ企業がある」と紹介されていたバイセル。
「『あえて非効率』とはどういうこと…?」と膨らむ疑問を胸に、バイセルの新卒ビジネス総合職採用の最前線を走る岡田さんと髙川さんにお話を聞いてきました!

▼日本経済新聞の掲載記事はこちら
新卒採用は急がば回れ 非効率がミスマッチを防ぐ

左から、髙川さん、岡田さん

岡田 航(おかだ・わたる)
人事戦略室 アトラクトGr

2020年4月に新卒入社。 フィールドセールス事業本部 大阪第二センターを経て、2021年6月に採用企画部(現・人事戦略室 アトラクトGr)に異動。

髙川 遥(たかがわ・はるか)
人事戦略室 アトラクトGr
2021年4月に新卒入社。フィールドセールス事業本部 大阪第一センターを経て、2023年1月に採用企画部(現・人事戦略室 アトラクトGr)に異動。

1時間かけて「過去の経験」と「理想の将来」を深堀りする面接

ーー改めて、バイセルの選考の特徴について教えて下さい。

岡田さん:バイセルでは、一次選考から最終選考まで、すべての面接を一対一で行っており、各面接に約1時間をかけています。

先日の記事で「あえて非効率な採用」を行っている会社として取り上げていただきましたが、私たちは「一人ひとりの候補者に費やす時間」には自信があります。昨年の24新卒の採用活動では、一次選考から最終選考まで延べ6,000時間以上を面接に費やしました。

ーー6,000時間…!すごく長い時間を候補者との時間に当てているのですね!

岡田さん:この6,000時間には人事が担当する面接だけでなく、事業部との面接の時間も含まれています。全社として、今後の事業成長の重要課題の一つが「優秀な人材の確保」であるという共通認識があるため、バイセル一丸となってプライオリティ高く採用活動に取り組んでいます。

ーー面接中は、具体的にはどのようなことをお話されるのでしょうか。

岡田さん:一次面接を例にすると、まずは自己紹介やアイスブレイクをして、そこからの約40分間は「過去の経験」に関する話をします。残りの10分ほどは「理想の将来」に関する質問を行い、最後に質疑応答や面接のフィードバックをするという流れです。

髙川さん:「過去の経験」と「理想の将来」を聞かれる1時間の面接、と聞くと身構えてしまう方もいるかもしれませんが、面接自体はすごくフランクでカジュアルなスタイルですよね。選考というよりは面談のようなイメージをもっていただくと良いかもしれません。

岡田さん:面接中の質問の仕方も少し特殊です。一般的な面接のように、ガクチカや志望動機をストレートに聞くことはほぼありません。

学歴やガクチカで判断するのではなく、過去の出来事や経験に関する質問を通じて、その方の行動特性や思考性などを深く理解し、バイセルがその方の活躍の場となれるかを一緒に考えていきます。

髙川さん:一般的に面接は減点方式で見られている印象があると思いますが、バイセルの面接では、その方に対して減点や否定をすることはありません。むしろ、その方の良いところを引き出すことを意識しています。

あえて「非効率」とも言えるスタイルをとっているのはなぜ?

ーー年間6,000時間以上もかけて、丁寧に学生と向き合うのはなぜでしょうか?

岡田さん:ずばり、ミスマッチを無くすためです。

ミスマッチが起きて早期離職になってしまうと、お互いにとってハッピーな結果でなくなってしまうため、選考段階できちんと向き合い、その方が本当に活躍できる環境を一緒に考えることが必要だと思っています。

過去の経験や将来の志向性を踏まえた上で、会社の事業や業務についてのイメージを深めていただくので、選考を通じて、ご本人の思考も「入社」がゴールではなくて、「活躍」がゴールになっていきます。入社時点で、自身が活躍できるイメージが湧いている状態で入社できるというのが、バイセルの選考の良いところだと思います。

髙川さん:そうですね。バイセルという環境を選んだ際に活躍できる可能性をできる限り高めることが、双方にとってのメリットだと考えています。そのため、バイセルの採用活動は本質的には非効率ではないと考えています。

岡田さん:そう、逆にね。逆に効率的なんだよね。

ーー「ミスマッチを無くす」ために、他に行われていることはありますか?

岡田さん:たとえバイセルに縁がなかったとしても、選考を受けてくれた方には、将来的に活躍できる道に進んでほしいと思っているので、「頑張っているのに、なかなか内定がでない」といった方には、その方の今後が少しでも良くなるように、フィードバックを伝えることもあります。

髙川さん:僕もフィードバックはするようにしていますね。就活ですごく悩んでいるなという子に対しては、「どんなことに悩んでいるの?」とか「どこがうまくいかないの?」など、悩みを聞いてアドバイスをしたりもします。
内定通知をした時に、「一番寄り添ってくれたのはバイセルさんでした」「芯の部分を引き出してくれたので、選考中も素が出せました」と言って内定承諾をしてくれることは、本当によくありますよね。

岡田さん:そうだね。そう言ってもらえると、僕らも一生懸命向き合って良かったなと思うし、嬉しいよね。

実際に、新卒入社したメンバーは活躍している?

ーー 実際に担当した新卒の入社後の活躍を実感することはありますか?

岡田さん:僕が担当した学生は、Sランカー、Aランカーと言って、バイセル内の営業の全国トップクラスの成績を出しているプレイヤーが多いんです。現在全国でトップを走っているのも、僕が担当した学生です。今年のBuySell Group Awardの最優秀プレイヤーは彼なんじゃないかなと密かに期待しています。

この間も、「頑張ってるね、ランキング上位おめでとう!」と個人チャットでメッセージを送ったんです。すると「お久しぶりです。営業頑張ってます!仕事楽しいです!」と返信してくれて。バイセルが彼にとっての活躍の場になっているんだなと、嬉しくなりました。

髙川さん:バイセルでは、デイリーの活躍がランキング形式でSlackで配信されるので、どの部署にいても、その日の活躍者を知ることできるんですよね。僕も、担当学生が入社後にどんな成績を出しているのかが気になるので、ランキングの結果を日々追いかけています。

ーー実際に充実感を持って働いている声が聞けるのは嬉しいですよね。

岡田さん:すごく嬉しいです。
せっかくの機会なので個人的な自慢をしたいのですが、ありがたいことに、僕が面接を担当したメンバーは、2年連続でBuySell Group Awardで新人賞を受賞しているんです!

この取材の直前に、2022年に新人賞を獲得した店舗事業部の瀬戸山くんとたまたま話す機会があったのですが、「実は、店舗の営業から店長を経験して、今は店舗のマーケティングチームにいるんです」と伝えてくれて。
瀬戸山くんは選考の中でも、現場で経験を積んで、ゆくゆくは店舗の管理者を経験したり、本部でマーケティングを経験したりしたいと言っていたので、まさに理想としていたキャリアを歩めているんだなと嬉しくなりました。

髙川さん:それは採用冥利につきますね!
僕は24卒の採用活動から採用チームに異動したので、担当した学生はまだ配属されたばかりです。
24卒は新卒研修が終わって6月から全国のセンターに配属されたのですが、「ここのセンターに配属されました!頑張ります!」とメッセージを送ってきてくれるメンバーがいて、思わず「頑張れよ…!」と親心のような気持ちになりました…(笑)。彼らの今後の活躍に期待しています!

ーーアトラクトGrの今後の展望について教えて下さい。

岡田さん:採用チームとして、ミスマッチ無く長期的に働いてくれる方の採用はもちろん、充実して働いてもらうための環境構築にも今後はより注力していくべきだと思っています。
今までは、入社後は研修担当のイネーブルメント部であったり、配属先の部門であったりがメインでフォローをしていく体制でしたが、人事主導で、入社後に長期的に活躍してくれる仕組みづくりを行っていきたいですね。

髙川さん:現在、まさに人事主導でプロジェクトが動いていますよね!

岡田さん:そうだね。今後も人事として、就職活動から入社後の活躍まで、責任を持ってフォローしていく体制を整えていきますので、ぜひ期待していてほしいです!

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