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「様々な経験ができる環境に飛び込む」 ‐複数のプロジェクトに携わる若手エンジニアが語ったバイセルの成長機会とは‐

先日、2023年度のテクノロジー戦略本部の新人賞が発表されました。
受賞された根本さんは、入社前の内定者インターンや入社後のプロジェクトリーダーを経験されてきました。なぜ新人賞に選ばれたのか、そしてバイセルでどんな成長をされたのか、お話を伺ってきました!

根本 凌真(ねもと・りょうま)
テクノロジー戦略本部 2部

2023年4月入社
明治大学 政治経済学部卒
内定者時代にはバイセルの内定者インターンに参加。当時からリユースプラットフォーム「Cosmos(コスモス)」内の商品マスタシステム「Promas(プロマス)」の開発に携わる。また、AIを活用した社内版ChatGPT「BuySell Buddy」の開発を担当。
趣味:ゴルフ、ドライブ

「受け身にならない」を実感できた内定者インターン

―――見事新人賞に選ばれた根本さん、おめでとうございます!バイセルでは入社前の内定者インターンに参加されていたとのことですが、内定者インターンについて簡単に教えてください。

内定者インターンには2022年2月頃から参加していました。期間で言うと、入社までの約1年2ヶ月間になります。
入社後は実際にプロダクトを利用される事業部の方々と直接コミュニケーションを取りながら、要件定義などの上流工程に携っていきたいと思っていたので、内定者インターンでは開発の技術的スキルを身に着けることに重きを置き、開発経験を積んでいきました。

開発では、色々な技術に触れることができました。上長や周りのエンジニアの皆さんから様々な角度でFBをもらいながら、技術的に深いところまで学べたと感じています。これはチーム開発がメインのバイセルだからこそ出来た経験でした。
インターン期間中は、周りの方からのFBを「吸収してすぐに次に繋げる」ことを意識していました。

―――インターンで学びを最大化するために、他に何か意識されていたことはありますか?
一言で言うと、受け身にならないことを意識していました。
「インターン生だから」「まだ若手だから」のような枠にとらわれず、自分から仕事を取りに行く動きをしていました。

例えば、自分のやりたいことをチームの中で意思表示したり、上長やメンターとの1on1で伝えたりしていました。インターン生にも関わらず色々なタスクを振ってもらえたのは、自分がやりたいことを意思表示できていたから、そしてそれを認めて挑戦させてくれる環境があったからだと思います。

上流工程で最大のパフォーマンスを発揮するためのコミュニケーション

―――入社してからと内定者インターンとでは求められることは変わりましたか?
入社してからは、要件定義などの上流行程でパフォーマンスを最大限発揮することが求められました。

現在僕は、商品マスタシステム「Promas(プロマス)」の開発を行っています。Promasとは、あらゆる商品スペックや画像、市場価格や自社の過去取引など、様々な情報を蓄積する商品マスタです。システムに新しい商品マスタを取り入れるためには、各商品の特徴や査定方法について、エンジニア自身が理解することが必要でした。買い取ってきた商品を管理している商品部は、商材ごとにチームが分かれていたため、それぞれのチームに話を聞きながら、各商材の特徴を理解していきました。

各部の担当者とのコミュニケーションを取る上では、自分がプロフェッショナルとして商品マスタシステムについて分かりやすく伝える必要があり、最初はとても苦労しました。商品部の部長とお話しする機会もあって、「新卒1年目が部長と話していいの!?」と内心思っていましたね。

改めて振り返ってみると、入社後すぐにこのような経験ができたからこそ、社会人に必要なコミュニケーション能力が高められたと感じています。
現在でも、ユーザーである事業部の方々からのヒアリングを通じてより適切な要件定義ができるように日々努力を続けています。

新卒1年目で2つ目のプロジェクトを担当、きっかけは入社後研修?

―――バイセルとしてAIの推進が求められる中、入社後の研修内で「BuySell Buddy」を開発されていましたね。

※「BuySell Buddy」についてのプレスリリースはこちら
https://buysell-technologies.com/pressrelease/202306094181/

バイセルでは、ビジネス上の課題を新入社員自らが見つけ出し、その課題を解決するプロダクトを開発するというカリキュラムが新卒の研修に含まれています。23新卒では2チームに分かれ、僕のチームでは、社内の生産性向上のために、生成AI「ChatGPT」の機能を「安全かつ使いやすく」利用できる社内AIサービス「BuySell Buddy」を開発しました。僕はこのチームでリーダーを務めました。

「BuySell Buddy」は社内で利用しているコミュニケーションツール「Slack」上でChatGPTが使えるアプリです。

研修終了後ももっとブラッシュアップさせていきたいというお話をいただき、2023年9月には僕ともう1人の同期で本格的に開発を行うことになりました。「社外秘の情報をどうやってChatGPTに回答させるか」が課題で、約1ヵ月間、AIの研究に励みました。

―――元々根本さんはAIに携わった経験をお持ちだったんですか?
いえ、特にそういった経験はありませんでした。文系だったこともあり、Pythonで少し触れたことがあるくらいのレベルで、深くは知らない状態でした。。その状態でAIの中まで見てしまうと何年もかかると思ったので、プロダクトにどうやって落とし込むかを考えながら、課題解決のための研究に取り組みました。

入社前の自分のキャリアビジョンにはAIに携わりたいという思いはありませんでしたが、この経験のおかげで自分自身がステップアップできたと感じています。このように、思いもよらない成長機会やチャンスが多いのはバイセルならではかもしれませんね。

―――入社後は「Promas」と「BuySell Buddy」2つのチームを掛け持ちしているということですか?
そうです。正直すごく忙しい日々です…!
ただ、その分2つの良いところを吸収できますし、マルチタスク能力が磨けているなと感じています。僕は将来的に、マネジメント業務に関わりたいと考えているので、マルチタスク能力の高いマネジメント職になるために必要な経験だと考えています。

受け身にならずに、まずはやってみるマインド

―――ではズバリ、今回新人賞を受賞できた秘訣は何だと思いますか?
「受け身にならず、まずはとりあえずやってみる」
というマインドを大切にしていたことだと思います。新卒は、初めてのことばかりで視野が狭くなってしまいがちだと思うのですが、まずは挑戦してみる。そして、徐々に経験の幅を広げていくことが重要だと思いますね。

未来の仲間へのメッセージ

―――最後に、この記事を読まれた学生さんへのメッセージをお願いします!
「決して受け身にならず、色々なことを経験できる環境に飛び込むこと」を大切にしてほしいと伝えたいです。
実際、バイセルの先輩方も色々な経験を積んでいる方が評価されています。色々な経験を積むことは回り道のようでコスパが悪いと感じる方もいるかもしれません。ですが、新卒から幅広い経験を積んでおくことは、後の成長に繋がります。

バイセルには、挑戦を後押ししてくれる環境があります。入社された際はぜひ、自分のやりたいことや興味があることは積極的に意思表示をしてみてほしいなと思います!

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